カワサキ初代ニンジャGPZ900Rのカスタムバイク紹介!中古相場やインプレッションなど。

出典:instagram(@bagus_motorcycle)

カワサキの名車の1台GPZ900R、映画トップガンでトム・クルーズの愛車としても有名になった1台です。

いまではNinjaといわれるバイクは増えましたが、NinjaといえばGPZだという人も多いはずです!

乗ったことはないんですが、母が若い頃に乗っていて、自分が小学校に入るくらいまで家の倉庫に紫にオールペンされたGPZ900Rが置いてあったので、身近に感じるバイクです。笑

今回はGPZ9000Rのスペックやインプレ、中古価格の相場などを紹介します。

◇GPZ900Rってどんなバイク?

GPZ900Rは今から30年以上前の1984年に登場したスポーツツアラーです。

当時カワサキでの最上位だったGPZ1100よりも小型で高出力なエンジンとコンパクトなフレームを組み合わせてさらなる動力性能アップと、俊敏さを実現させようと開発されたのがGPZ900Rです。

GPZ1100

出典:instagram(@japanmusclebike

結果としてGPZ900Rでのエンジンはカワサキとしての本格的な第1世代の水冷エンジンとなり、908ccの排気量で115馬力を発揮する当時としてはトップレベルの車両となりました。

最高時速は250km/hを記録しています。

日本では1991年まで750ccオーバーの大型バイクの販売が規制されていたため、同一車体でボアダウンしたエンジンを搭載したGPZ750が製造され日本向けに販売されました。

GPZ750

出典:instagram(@marinestar1971)

GPZ900は逆輸入という形で販売され、人気車両となりました。

水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒 ( 908cc )

最高出力:115ps/9,500 rpm

最大トルク:8.7kg-m/8,500 rpm

乾燥重量:228kg

タイヤサイズ:F120/80V16 R130/80V18

上記のスペックは1984年式(A1)のもの。

◇カスタム車両紹介!

出典:instagram(@red.eyeddevil)

オールブラックで統一されたカスタムが渋い1台。

シートやクラッチカバー、フルエキゾースト、リアサスペンション、バックステップ、ホイールなどすべて黒で統一されまとまっています。

カウルやタンクなどの外装以外はマットブラックなのもいいですね。

出典:instagram(@red.eyeddevil)

フルカスタムされたライムグリーンのNinja。

外装はノーマルチックで落ち着いた感じですが、ホイールにブレンボのキャリパー、NITRORACINGのフルエキゾーストマフラーにラジエター、バックステップなど隅々までカスタムされています。

出典:instagram(@red.eyeddevil)

マジョーラカラーでオールペイントされ、倒立フロントフォークやセパハンなどレーシーにカスタムされたGPZ900R。

スイングアームやクラッチカバーなどメッキパーツがつけられ派手ながらもまとまったカスタムです。

出典:instagram(@marvelousengineering)

GPZで有名な徳島県徳島市にあるカスタムショップ、マーベラスエンジニアリングさんの車両です。

ここのGPZ900Rは本当にかっこいいので是非覗いてみてください。

http://www.marvelousengineering.com/framepage2.htm

◇中古価格の相場はどれくらい?

GPZ900Rの中古相場は安くても60万円は超えてくるようです。

かなり古い車両ですが、人気も高くて相場は高めですね。

100万円をこえる車両も多くありますが、市場台数も減ってきているので購入するのなら早めのほうが良いかもしれません。

□ヤフーオークションでの相場

ヤフーオークションでの相場を調べてみると、実動の中古車両では安くても25万円~

そこそこのコンディションの車両であれば40万円以上で落札されています。

綺麗なカスタム車などであれば100万円を超えるものも多くあり150万円以上で落札されている車両もあります。

不動のレストアベース車でも10万円~15万円ほどで落札されているようでした。

やはり、カワサキの旧車は人気が高いですね~。

◇GPZ900Rのレビュー&インプレッション

□GOOD!!

・唯一無二のスタイル。

・荷物も積みやすく、走りも楽しめるパワー。

・カスタムパーツの多さ。

・速いけど速すぎない馬力の強さ。

・カウルが大きいので風よけ性能は良い。

GPZ900Rが人気なのは同じような車両が無い、唯一無二のスタイルでしょう。

当時としては最速のバイクで今乗っても楽しめるパワー。車体もでかく車重も重いですがこの感じが好きな人にはたまらないでしょう。

カスタムパーツも多く、自分好みにいじることもできますし、シートも大きくカウルも大きめなのでツアラーとしても優秀です。

□BAD!!

・振動が強く長時間は手が痺れる。

・純正部品が高い!

・純正パーツの廃盤商品が出てきている。

・クラッチが重い。

・ラジエター性能が悪い。

・入力に対して若干鈍い。

・車重が重い。

やはり、発売されてから30年以上経過するので、車両数も少なくなり、純正パーツも高く少なくなっているようです。

当時では最速でしたが、現在の車両と比べれば性能の物足りなさは否めないですし、冬季時の暖気運転、真夏での冷却性能の弱さなども見られます。

車重も重いので、かっこいいからといって初心者が乗るにはなかなか難しいかもしれませんね。

整備費なども維持費もかかりますし、これからは部品も手に入りづらくなることが予想されるので、購入するのはある程度の知識と覚悟が必要かもしれませんね。

◇まとめ

人気の高い旧車であるGPZ900Rは車体価格もだんだんと高額になってきており、維持も大変になっていくでしょう。

しかし、カワサキの名車のひとつであり、初代NinjaのGPZ900Rに乗りたいのであれば、今後さらに手に入りにくくなる恐れがあるので今のうちに購入しているほうが良いかもしれません。

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