バイク乗りの間で行われる挨拶。それが「ヤエー!」です。
すれ違うバイカーに手を挙げて行う挨拶なんですが、自分でやるのも相手からやられるのも僕は結構好きなんですよね。
最近では「バイク ヤエー うざい」というワードが検索上位になるなど、人によってはうざがる人も多いようなんですが、始めて出会う名前も知らないヘルメットで顔すら見えない人とでも、バイクという共通の趣味で通じることができる挨拶ってなんか素敵じゃないですか?
今回はそんなヤエー!のやり方や意味などを紹介します!
ヤエー!の由来と意味
ヤエー!はバイクブーム全盛期である1980年代に流行りだした挨拶のようです。1980年代といえば「バリバリ伝説」などの人気バイク漫画が連載されていた時代ですね!
最近ではYOUTUBEの人気が高まって、モトブログなどからもヤエー!が広がりはじめています。
さて、そもそもヤエー!ってどういった意味があるのかということですが、もともとはバイカー同士で「YEAH!」イエーィ!ってやることだったんですよね。
その「YEAH!」という英語を「ヤエー!」と間違って読みだしたことから「ヤエー!」として広まったらしいです。僕は人間味が溢れてていいなぁ~と思うんですがどうでしょうか?笑
また、「ヤエー!」はただ単に「挨拶」という意味だけではなく「ご安全に!」という意味も込められています。そいった意味も含まれているなら「ヤエー!」してもらえると何か良い気分になりませんか^^?
相手がそういった意味も込めて行っているかは分かりませんが、バイカー同士で交通安全を祈りあう挨拶って素敵だと思いますね。
僕はソロツーリングに行くことが多いんですが、そんな道中でも「ヤエー!」をしてもらえると寂しくならないですからね笑
ヤエーのやり方
さて、ヤエーのやり方ですが、決まったやり方などはありません。
基本的にはすれ違うバイカーに対して、片手を挙げて挨拶したり、ピースしたりと好きに行えばよいと思います。
中には両手を挙げて手を振ったり、片足を挙げて挨拶したりというやり方を行う人もいますが、危ないのでやめましょう!
基本的には安全運転で、お互いの安全を祈りあうといった意味もあるので、その点は注意したいところです。
カーブ中に「ヤエー!」を行ったりするのもやめておいた方がいいですね。自分はいけるとしても相手が咄嗟に挨拶を返そうとして、転倒!なんてことになってしまえば、後味が悪いなんてもんじゃありません!
ヤエーを派手にやればやるほど良いと思っている方もいるようで、中にはウイリーしながらヤエーをしたり、バイクの上に立って行う方も実際にいらっしゃいます。しかし、そこまですると危険なのはもちろんですが、やられている側もそこまで良い気分しないんですよね。。
挨拶はお互いが気分よく行うものだと思うので、過度なやり方には注意してください。
ヤエーがうざい?
上記でもお話ししましたが、最近ではヤエーがうざいという人も多いようです。
僕自身は好きなので、自分からやることも多いんですが、やる側も「うざいと思う人もいる」ということを理解しておいたほうが良いでしょう。
一瞬でも片手離しの運転になりますし、過激な挨拶をする人も増えていますし、よく思わない人がいるのも頷けます。
返事してくれる人もいれば、してくれない人もいます。してくれないからと言って、へこんだり、腹を立てたりする人もいますが、あまり気にしないようにしましょう!
相手が嫌がるのか不安な人はやってくれる人にだけ返せばよい話ですし、楽しい気持ちでバイクに乗ってなんぼですからね!
まとめ
ヤエー!は「ご安全に!」といった意味もあるバイカー同士の素敵な挨拶です。
過度なやり方や、危険なタイミングで行うことは厳禁ですが、僕自身は知らない人とも通じ合える良い文化だと思います。
僕がツーリングしているときもヤエー!しているので見かけたら暖かく返していただけると嬉しいです!