各メーカーの最高峰の技術が集約されて、完成したバイク。
市販車といえどリッタークラスになれば、最高出力200馬力は当たり前、最高速は時速300kmをも超えてしまうモンスターマシン。
それがスーパースポーツです!
今回はその中でも最も最上位のクラスである1000cc以上「リッターSS」と呼ばれるバイクを紹介します!
2輪業界に衝撃を与えたカワサキNinja H2。
「全てを超える」というカワサキのコンセプト通り、今までの常識を超えてきた1台です。
スーパーチャージャーを搭載し、全回転領域において凄まじい加速力を発揮、市販車ながら最大出力170kW(231PS)という化け物バイクです。
YOUTUBEでは時速400kmを超えて走行している動画なども話題になりました。
様々な分野で活躍するカワサキが航空宇宙などの技術も取り入れ開発した技術の塊となっています。
ヤマハ:YZF-R1
ヤマハのロードスポーツYZF-R1「アールワン」。
YZF-R1は残念ながら国内モデルは販売されていないので欧州モデルになります。
2015年にレースでの使用を考えられ、エンジンやフレームなどがフルモデルチェンジとなり、7代目の2009年式の攻撃的な見た目からはかなりスタイルが変わりました。
出典:instagram(@motorcycle.adrenaline)
MotoGPマシンであるYZR-M1から派生したクロスプレーンクランクシャフトエンジンを搭載しており、最高出力は200PS(147.1kW)/13,500r/min。
ドゥカティ:Panigale V4
とうとうV4となったドゥカティのパニガーレ。もともとはL型2気筒のモデルが続いていました。とはいっても2気筒モデルのパニガーレV2も販売されており、955ccの2気筒なので、最高出力は155PSと控えめですが2気筒独特のエンジン音が好きな方はこちらもおすすめです。
イタリアらしいスタイリッシュなデザインで、まとまったアンダーカウル一体型のマフラーにMotoGPマシンのような空力パーツも付いています。
最高出力は214ps / 13.000 rpm。
BMW:S1000R
左右非対称のヘッドライトが特徴的だった先代モデルから大幅にアップデートされ、新型の4kgも軽くなった並列4気筒エンジンを搭載、低中回転域での出力が向上しており、最高出力152kW(207PS)/13,500rpmを発揮します。
4つの走行モードを選択可能で、トラクションコントロールやABSなど多くの電子制御も内蔵されてます。クイックシフターも装備されており、クラッチ操作なしでのシフトチェンジも可能です。
トライアンフ:DAYTONA-MOTO2-765
2019年からロードレース世界選手権にエンジンを配給しているトライアンフがMoto2マシンを公道でも楽しめるように発売されたのがDaytona史上最高スペックであるDAYTONA-MOTO2-765です。
トライアンフの量産3気筒史上最高の出力とトルクを兼ね備えた765cc 水冷並列3気筒DOHC12バルブエンジンを搭載し、最高出力は130 PS/12,250 rpm。
アプリリア:RSV4 1100 FACTORY
スーパーバイク世界選手権でも7度のタイトルを獲得したapriliaのRSV4。
世界で初めてとなる65°V型4気筒エンジンを搭載しており、最高出力217HP(159.6kw) / 13,200rpmを発揮します。
フェアリングの空力ウイングレットはダウンフォース効果を発揮して、高速走行時の安定性を実現しています。
MVアグスタ:F4
フロントスポイラーに追加されたライトが特徴的なMVアグスタのF4。
最新式の電子制御やF4独特のクロモリ鋼のパイプフレーム&アルミ鋳造材ピボットプレートのハイブリッドフレームなどサーキットで培われた多くの技術が取り入れられています。
最高出力は195PS/1万3400rpm。
まとめ
各メーカーの最高&最新システムが詰まったスーパースポーツは、多くの人が憧れる最高峰のバイクカテゴリーです。
そのエンジンパワーと驚異的な加速力など、他のジャンルでは味わうことのできない走りがSSでは楽しむことが可能です!
バイク乗りには1度は乗ってみてほしいカテゴリですね。