今でもおすすめできる人気の旧車原付バイク9選を紹介!

今ではキャブレターからフューエルインジェクションに変わったりなどして、故障することも少なく、寒い冬にエンジンが掛からなくなったりすることもなくなりましたが、昔の手のかかるバイクはそれはそれで愛着が湧いておもしろいものです。

今ではない原付ながらも大きい車体や2ストロークエンジンが見せる原付とはおもえないパワーなど、旧車には旧車にしかない魅力があります。

今回は現在でもおすすめできる旧車原付バイクを数台紹介します。

MBX50(ホンダ)

1979年から発売された空冷2ストロークロードスポーツシリーズのホンダMBシリーズからフルモデルチェンジされ、1982年から発売されたMBXシリーズ。

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載した当モデルは50cc、80cc、125ccと小排気量モデルがリリースされています。中でも1985年の最終モデルであるA-AC08型 MBX50Fは最高出力7.2ps(5.0 kw)/8500rpmと原付では高い馬力を発揮します。

特徴はなんといってもブーメランコムスターと呼ばれる個性的なアルミホイール。あの有名な旧車CBX400Fと同じ形状のホイールなので、CBX風にカスタムできることも人気がある理由のひとつです。

出典:instagram(@love_showa_24)

MBX50Fは白赤のノーマルカラーとブーメランコムスターのアルミホイールによってヘッドライトを交換するだけでCBXのような見た目にカスタムすることが可能です。

NS-1(ホンダ)

フルカウルのレーサータイプでのおすすめ旧車原付がホンダのNS-1です。

水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力は7.2ps(5.3kw)/10000rpm。ノーマルでの理論上の最高速度は約82km/hですが、CDIを社外品に変えるだけで100km/hものスピードが出せると言われています。

また、非常に大きな車体で原付に見えない見た目も人気の理由です。フルカウルの車体なのにフルフェイスヘルメットがすっぽり入るメットインがあるのも特徴で、普通のバイクでいうところのタンク部分がメットインになっており、燃料タンクはテール部分になっています。収納スペースが大きいのでツーリングや買い物にも使える非常に機能性の高い原付です。

NSR50(ホンダ)

レーサーレプリカタイプで忘れてはならないのがNSR50ですね。発売から30年以上が経つ現在においても人気が高い車両でレース車両としても人気です。

NS-1よりも小径ホイールを履いて小型ですが、水冷2ストピストンリードバルブ単気筒エンジン搭載の最高出力7.2ps(5.0 kw)/10000rpm、最高速度は理論上約90.1km/hと非常に性能が高いバイクです!

RZ50(ヤマハ)

2ストネイキッドバイクでは非常に人気が高いヤマハのRZシリーズ。その原付モデルがこのRZ50です。

1981年に発売され、2007年に排ガス規制により生産終了となりましたが、国産車としては最後の2ストロードスポーツモデルとなったバイクです。

水冷2サイクル単気筒エンジン搭載し、最高出力は7.2ps(5.3kw)/10000rpm。車体サイズも原付には見えないフルサイズで非常に存在感があるバイクです。

DAX(ホンダ)

他にはないかわいらしいデザインで人気が高い原付バイク。

空冷4サイクルOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力は2.6ps(1.9kw)/7000rpmとこの時代の他の2スト原付と比較するとかなり非力なエンジンですが、現在においても高い人気を誇るバイクであることからカスタムパーツが非常に豊富でカスタム車両としてはかなり楽しめるバイクのひとつです。

ウルフ50(スズキ)

ウルフシリーズは2ストロークエンジンを搭載したスズキのペットネームで、その名の通り、【狼】をイメージした力強く過激なイメージバイクが特徴です。

ウルフ50は水冷2ストパワーリードバルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力は 7.2ps(5.0 kw)/7200rpmを発揮、ワイドフレームを思わせる金属製カバーが特徴的なバイクです。

AV50(カワサキ)

レジャーバイクとしてのポジションで誕生した原付バイクAV50。

空冷4ストOHC2バルブ単気筒エンジンを搭載し、最高出力は 4.3ps(3.0 kw)/7000rpmを発揮します。後に7.2馬力を誇る高出力の原付モデルに押されてしまったものの、カワサキらしいティアドロップタンクやアメリカンバイクのようなアップハンドルや特徴的なシートなど、個性あふれる原付です。

KSR-1(カワサキ)

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載したカワサキの国内における最後の原付バイクです。

オフロードタイプの見た目ながらもオンロードに重点をおいたつくりで、現在でいうモタードバイクようなモデルになっています。最高出力は7.2ps(5.3kw)/8000rpmを発揮し、性能は非常に高く評価も高いです。

排気量別のシリーズを合わせると1987年から2001年まで2ストロークモデルが発売され、4ストロークモデルのKSR110及びKSR PROを合わせると2014年までの30年近いロングセラーモデルとなっています。

CB50(ホンダ)

CB50は4ストロークエンジンを搭載するCBシリーズの最小排気量モデルとして1971年~1982年まで販売された原付です。1971年から1978年までのモデルは「ベンリイ」という愛称でも親しまれ、年代によってモデルがいくつも存在しますが、どれも人気の高いバイクです。

まとめ

他にも50ccの原付には魅力的な車種がたくさんありますが、その中でも今回は今でもおすすめできるおすすめ旧車原付を9台紹介いたしました。

どれも個性的なバイクで乗ってもイジっても面白いものが多いので是非参考にしてください。

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