幻想的な世界を創り出す発光生物。
中でも有名なのはホタルですが、キノコやクラゲ、魚、プランクトンなど多くの光る生物が存在しています。
光る生き物たちがつくる風景は非日常的な雰囲気を創りだし、心奪われるような絶景にもなります。
今回は日本で見ることができる発光生物の種類や見ることのできる場所や時期などを紹介します!
海面を青色に輝かせるプランクトン「夜光虫」
出典:instagram(@akko_hikari)
海洋性のプランクトンである「夜光虫(ヤコウチュウ)」。
球形の身体に1本の触手が伸びる1mmほどの生物で、プランクトンとして魚介類のエサになりますが、大量発生すると海を真っ赤に染める赤潮の原因になり、海中の酸素濃度が低くなったり、魚のエラに詰まることで漁業に大きな影響を与えてしまうこともあります。
しかし、夜光虫の大量発生によってみられるのが美しく青く強く光る美しい風景です。
波のうねりに連動するように美しく光り輝き、その景色は何とも言えない幻想的な雰囲気を生み出します。
まるで魔法の世界「光るキノコ」
出典:instagram(@kun.tomoki)
夜の森で幻想的な緑の光を放つのが光る発光キノコです。
まるでおとぎの世界に迷い込んでしまったかのような感覚になります。
日本ではツキヨタケ、ヤコウタケ、アミヒカリタケ、シイノトモシビタケ、スズメタケ、エナシラッシタケなど10種類を超える発光キノコが生息します。
出典:tumblr
これらの発光キノコは全国各地で見られ、7月から8月にかけて雨上がりなどの蒸し暑い夜に観察することができます。
特に八丈島や小笠原諸島は発光キノコで有名であり、多くのツアーや観察会などが行われています。
まとめ
どの発光生物もそれぞれ幻想的で神秘的な雰囲気を創り出し、何時間でも見てられるような不思議な気持ちにさせてくれます。
全国各地で見ることができるので、しっかり情報収集して時期を見極めて出向けば今までに見たことのないような神秘的な風景を見ることができますよ!