台所やトイレ、ベランダや庭など様々な場所で発生するコバエ達。
周りをブンブン飛び回って本当にうっとうしいですよね。
そこで大活躍するのがめんつゆを使って作るめんつゆトラップですが、これが効く場合と効かない場合があるんですよね。
実はめんつゆトラップはコバエの種類に応じて使い分けることが重要なんです。
今回は効果を高めるめんつゆトラップの作り方を紹介します!
めんつゆトラップの作り方!
めんつゆトラップの作り方は非常に簡単でまずは容器を準備します。
なんでも良いのですが、僕はペットボトルを切って作っています。
まずは容器に水を入れます。
次にめんつゆ(濃縮タイプ)を水と同じ量入れて1:1で割ります。
最後に食器用洗剤を4~5滴入れて完成です。
虫が逃げ出さないようにペットボトルの飲み口側を反対向きにはめ込んでいる人もいますが、はめ込まない方が取れる数が多かったのでこのままの容器で使っています。
めんつゆトラップは長くても2、3日に1回は取り換えるようにしましょう。
特に暑い時期はすぐにカビてしまうのでこまめな交換がおすすめです。
めんつゆトラップが効かない場合はどうしたらいい?
めんつゆトラップは2日使用して10匹以上のコバエが取れたくらい実績十分のトラップなんですが、効果がないとの話もよく耳にします。
実はコバエと一概にいってもその種類は大きく分けて4種類もいるんです。
・ショウジョウバエ
腐った果物などの生ごみに発生して、主に台所に飛びまわるコバエです。
・ノミバエ
こちらも台所によく発生するコバエでゴミなどに発生し、特に肉系の生ごみに大量発生するコバエです。
・キノコバエ
黒色のコバエで腐った植物を好み多湿で暗いところに発生します。
室内で発生する場合は観葉植物の腐葉土などに含まれていた卵から成虫に孵っている可能性があります。
・チョウバエ
他のコバエよりも羽が大きく、小さい蛾のような形をしています。
池などの水際で主に飛び回っているコバエですが、排水や下水管などからお風呂や台所、トイレなどにも発生します。
実はこの中でめんつゆトラップに効果があるのはショウジョウバエのみなんです。
めんつゆトラップが効かない!ということは対象としているコバエの種類に対応していないだけということが考えられます。
めんつゆでコバエを捕らえることができない場合は、めんつゆの代わりに「お酢」や「お酒」を使ってトラップを作ってみてください。
お酒は料理酒でも効果ありますよ!
おすすすめのコバエ対策!
手作りトラップを紹介しましたが、市販品もおすすめです。
市販品でもコバエの種類に応じて使い分けることが必要です!
台所や食卓、ゴミ箱などに発生するコバエにおすすめの市販ハエ取りグッズは「コバエがホイホイ」です。
捕らえる力はもの凄いです!
ただ、すぐに中のゼリーが小さくなって期間があまりもたないので、コスト面を考えると手作りトラップの方がおすすめですね。
コスト面を考えると「ハエ取りリボン」もありますが、正直あんまり取れたことないです。笑
しかし、排水管などの水回りに発生するチョウバエには効果が薄いのでこちらは市販の「ハエとり棒」を使います。
ハエ取り棒は台所に発生するショウジョウバエやノミバエにも有効なので幅広く効果を発揮したい方におすすめです。
手作りトラップやおすすめの市販トラップを紹介いたしましたが、観葉植物などから発生するキノコバエだけはこれらのトラップでも捕らえることができません。
キノコバエだけは殺虫剤で駆除するようにしましょう。
そして、発生予防対策としては生ごみをためないことや排水口まわりを綺麗に掃除すること。
すでに大量発生している場合は排水管にパイプユニッシュや塩素系漂白剤などを流して、洗浄しましょう。
私は仕事上数日家に帰らない場合があるので、家を空ける場合にゴミ箱や排水口にコバエアースなどのワンプッシュ殺虫剤をかけるようにしています。
これがめちゃくちゃ効きます。
一度肉の生ごみをゴミ箱に放置したまま数時間家をあけてノミバエが大量発生したことがありましたが、手作りトラップとこのスプレーの併用で全滅。
以後、まったくコバエが発生しなくなりました。
キノコバエにも有効なので是非使ってみてください!
まとめ
・めんつゆトラップはショウジョウバエにのみ有効!
・めんつゆトラップが効かない場合はめんつゆの代わりにお酢やお酒を使ってみると有効。
・市販品もコバエの種類によって使い分けることが重要。
・トラップを使うだけではなく、ワンプッシュ式スプレーと併用することでコバエの駆除&発生対策が可能!