車や人物画の写真を合成したい場合、写真を切り抜いてPNGファイルの透過画像を作らないと、綺麗に画像同士を合成することができません。
この画像の切り抜きが結構手間がかかりますし、自分で背景を削ろうとするとなかなか難しいんですよね。
しかし、今はスマホのアプリを使えば簡単に写真の切り抜きも簡単に行えます。
今回はスマホでおすすめの画像の切り抜き方法を紹介します!
スマホで画像を切り抜くおすすめの方法!
スマホを使って画像や写真を切り抜いて透過画像を作るのにおすすめの方法はアプリを使うやり方です。
写真編集アプリの中にも画像を切り抜く機能が入っているものもありますが、自分は切り抜き専用のアプリを利用しています。
ということで僕が使っているのは 「背景透明化」というアプリです。
これがめちゃ簡単に使えて、数分で切り抜けるので気に入って使っています。
背景透明化アプリの使い方!
背景透明化アプリの使い方はめちゃくちゃ簡単です。
まずはアプリをインストールして起動します。
登録なども必要ないのでインストール後すぐに使えます。
アプリを開けばまずは写真を開くで切り抜きたい画像を開きます。
まずは切り取り画面になるのでここで残したい画像ぎりぎりになるまでトリミングしましょう。
今回は他の機能の説明を分かりやすくするために、このまま残しておきます。
抽出機能の使い方!
まずは一番左にある【抽出】機能を使っていきます。
最初に左上の「残す部分」を選択して、残したい部分をなぞっていきます。
車のみを残したいので車だけをなぞります。
青色に変わった部分が残す部分になります。
色がついてる部分に○があると思いますがこのカーソルで塗っていきます。
しかし、実際にタッチしてるのはこの○のしたにある小さな青色の●部分です。
これは塗っている部分が見えるようにタッチしたところと実際に塗られる部分がずれるようになっています。
使いにくいのであれば画像の一番上にある「タッチのずれ」のカーソルを動かすことで誤差を無くすことができます。
この「残す部分」は塗った場所と同じ色を自動で識別して、残してくれるので綺麗に塗り潰す必要はありません。
車を残したい場合ははみ出さないように一本線を引くくらいでもOKです。
次に「消す部分」をタップして同じように消したい部分をなぞります。
赤色が「消す部分」でなぞった部分ですが、少し空の部分をなぞっただけで自動識別して空が全部消えました。
空のような似た色が一面の背景の場合は一瞬で消すことができるので便利です。
自動判別機能の使い方!
次は【抽出】の右隣にある【自動】の使い方です。
これはカーソルを合わせた部分の色を自動で判別して消してくれる機能です。
【抽出】機能をカーソル内だけで使うものと思ってもらって良いでしょう。
空のように同じような色ばかりだと便利ですが、下の画像のように様々な色が混ざり合う砂利部分で使用すると上手く機能しません。
失敗すれば右下の矢印←をタップすると少しずつ作業を戻すことができます。
これはどの機能を使っている場合でも同じように使えます。
魔法機能の使い方!
上記のような砂利部分など、様々な色がある背景では【抽出】や【自動】ではうまく切り抜くことができません。
そこで便利なのが【魔法】機能です。
【魔法】機能は色を判別して消すのではなく、残したい部分の境界部分を認識してくれ切り抜くことが可能です。
残したい部分の境界部分にカーソルを合わしてなぞっていきます。
残したい部分のシルエットがはっきりしている場合はこの【魔法】機能で綺麗に切り抜くことが可能です。
手動機能の使い方!
次に【手動】機能の使い方です。
上記の【魔法】機能を使っても残したい部分と消したい部分が同じような色の場合、うまく切り抜くことができません。
その場合使用するのが【手動】です。
これは簡単にいうと「消しゴム」なのでカーソルでなぞった部分はすべて消えます。
今回は車のバンパー部分に少し背景が残ってしまったため、【手動】で消していきます。
画像右下の【拡大】機能もありますが、指2本を使うと画像の拡大や移動も簡単にできるので、細かい部分の作業は画像をズームして行いましょう。
修復機能の使い方!
最後に【修復】機能の使い方です。
これは消してしまった部分にカーソルを合わせると、元のように修復できる機能です。
仕上げに境界をぼかして完成!
全ての切り抜きが終われば、右上の【完了】ボタンをタップします。
すると下のような画面になります。
滑らかさ数値を選択すると切り抜いた部分の境界をぼかしていくことができます。
好みの境界になれば右上の【保存】をタップすれば完成です!
最後に!
ということで背景透明化アプリを使って切り出したPNGファイルがこちらです。
ちょっとまだ境界線が荒いかもしれませんが、所要時間は1分ほどです!
誰でも簡単に写真や画像を切り抜いて透過画像を作成することができるので是非試してみてください!