モタードの元祖Dトラッカーのスペックとおすすめカスタムを紹介!

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モタードというジャンルの元祖ともいえるモデルがカワサキのDトラッカーです。

1998年に発売され、モデルチェンジされるまで10年間発売されました。そこからさらにモデルチェンジを経てD-TRACKER Χとなり2016年まで発売されたロングセラーシリーズです。

今回はそんなDトラッカーのスペックやおすすめカスタムなどを紹介します!

D-TRACKERのスペック

D-TRACKERはカワサキのオフロードモデルであるKLX250から派生したモデルです。前後17インチのオンロードタイヤを履き、ハンドル形状を変更し、オンロード走行が行いやすいようになっています。

スズキと業務提携を行っていた時期があり、OEM供給によってDトラッカーとほぼ同じバイクである「スズキ 250SB」があります。

メーカー カワサキ エンジンタイプ 水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
モデル名 Dトラッカー エンジン始動方式 セルフスターター
タイプ・グレード 最高出力 29ps(21kw)/9000rpm
動力方式 最大トルク 2.5kg・m(25N・m)/7000rpm
型式 KLX250J/M(LX250E) 車体重量(乾燥重量) 119kg
排気量 249cc 車体重量(装備重量) 130(概算値)kg
発売開始年 2006年 パワーウエイトレシオ 4.1kg/PS
燃料消費率 40.0 km/L ( 60 km/h走行時) 全長・全高・全幅 2065mm × 1175mm × 790mm
燃料タンク容量 7.2リットル シート高
航続可能距離 288.0km(概算値) フロントタイヤサイズ 110/70-17 54H
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 130/70-17 62H

D-TRACKER Xのスペック

2008年にフルモデルチェンジされD-TRACKER Χ(ディートラッカー エックス)となりました。

もちろん名前だけではなく、2灯式の特徴的なヘッドライトに変更され、サスペンションやホイール、ブレーキなどもさらにオンロード専用のセッティングに変更されています。

D-TRACKERには無かった燃料計やタコメーターも付いており利便性も向上しています。

メーカー カワサキ エンジンタイプ 水冷4ストローク 単気筒 / DOHC4バルブ
モデル名 DトラッカーX エンジン始動方式 セルフスターター
タイプ・グレード 最高出力 24PS/9,000rpm
動力方式 最大トルク 2.1kgf・m/7,000rpm
型式 JBK-LX250V 車体重量(乾燥重量)
排気量 249cc 車体重量(装備重量) 138kg
発売開始年 2016年 パワーウエイトレシオ
燃料消費率 40.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時) 全長・全高・全幅 2130mm × 1125mm × 795mm
燃料タンク容量 7.7リットル シート高 860mm
航続可能距離 308.0km(概算値) フロントタイヤサイズ 110/70-17M/C 54S
燃料供給方式 フューエルインジェクション リアタイヤサイズ 130/70-17M/C 62S

Dトラッカーおすすめカスタム

◆ヘッドライトゼッケン化

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モタードカスタムの定番になりつつあるのがフロントゼッケン化です。

Dトラッカーのカスタムにおいても人気が高くスタイルの変更、ステッカーチューンでも個性が出しやすいのでおすすめです。

ゼッケン化を行うとヘッドライトが無くなってしまうので、別でフォグランプなどの取り付けが必要になります。

専用ステーなどが無い場合は自分で工夫して取り付けないといけないので少し難しいかもしれません。

自分がゼッケン化したときはPIAAのフォグ2灯をホームセンターで購入したステーを加工して取り付けました。


POLISPORT ポリスポーツ/フロントナンバープレート (ゼッケンプレート) CRF



POLISPORT ポリスポーツ/フロントナンバープレート (ゼッケンプレート) 【NUMBER PLATE】 SX



PIAA ピア/LEDランプ LP530

◆ヘッドライト変更

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ゼッケン化が難しい場合はヘッドライトの変更もおすすめです。

様々な種類があり、基本的には簡単に取り付けできるものが多いので初心者でもカスタム可能です。

ウインカーの移設が必要なものもあるので注意してください。



POLISPORT ポリスポーツ/ヘイローヘッドランプ【HALO HEADLIGHT】 汎用


POLISPORT ポリスポーツ/エルエムエックスヘッドライト【LMX HEADLIGHT】 LMX

◆マフラー

どのようなバイクジャンルでも人気なカスタムがマフラーですね。

エキパイから全て交換するフルエキゾーストマフラーとエキパイはそのままでサイレンサー部分のみを変更するスリップオンがあります。

取り付けはそこまで難しいものではないので、工具さえあれば比較的簡単にカスタム可能です。

◆デカールフルキット

簡単に全体のデザインを変更したい場合に便利なのがデカールフルキットです。

非常に多くのバリエーションがあり、剥がすこともできるので飽きれば違うものに変更することもできます。

シュラウド部分のみの購入もできるので、一部だけ購入して他の部分は自分でステッカーチューンということも可能です。



AMR エーエムアール/AMR グラフィックデカール (フルキット)

◆スライダー

Dトラッカーカスタムで車両を守るために取り付けておきたいものがスライダー類です。

オフロード走行やサーキット、ウイリーやストッピーなどのスタンドライドの練習などを行うと転倒は付きものになってきます。笑

オフロードバイクはもともと他のバイクに比べると転倒によるダメージは少なめですが、よりダメージを軽減するためにもスライダーは付けておいたほうが良いでしょう。



Moto Salgo モトサルゴ/スライダーセット

◆ハンドガード

前項のスライダーと同じく転倒時にレバーの破損などを防いでくれるパーツがハンドガードです。

レバーだけではなく自分の手も守ってくれますし、カラーアルマイト仕上げのものも多く、デザイン的なカスタムにもおすすめです。



ZETA ジータ/アーマーハンドガード ベンド 汎用

◆スプロケット

僕がDトラッカーに初めて乗った時に感じたことが最高速の遅さです。

時速100km以上を出そうとすると6速フルスロットルで結構エンジンがうなります。

そこで高速道路をよく利用するという方におすすめなのがスプロケットの交換です。

リアスプロケット(ドリブンスプロケット)の丁数を減らすことで最高速が伸びて高速走行も楽になります。その変わり加速力が落ちてしまうので丁数の調整は慎重に行わなければなりません。

逆に丁数を増やすと加速力が増すので、ウイリーなどを練習したい方にはおすすめです。

僕はスタンドライドの練習用にDトラッカーに乗っていたので丁数を増やしたので、さらに高速走行は難しくなりました。笑

フロントのスプロケット(ドライブスプロケット)も変更可能ですが丁数を1丁変えるだけで大幅に変わってしまうので、まずはリアの変更をおすすめします。

また、リアスプロケは見た目にも非常に影響するのでカラーアルマイトのスプロケットに変更するだけでもドレスアップ性が向上しますよ。

XAM ザム/リアアルミスプロケット カラーアルマイトオーダー 250SB

◆スポークカバー

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タイヤを取り外す必要もなくカバーをかぶせるような形でスポークの色を変更できるのがスポークカバーです。

ホイールを変えなくても雰囲気をガラッと変えることができるのでおすすめです。

色も何色かあるので組み合わせたりすることでバリエーションも増やせます。

Dトラッカーカスタムバイク紹介

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出典:instagram(@yu_moto_p_vlog) DトラッカーのOEM供給モデルである250SB。

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