バイクの日本製フルエキゾーストマフラーおすすめメーカーと排気音まとめ。

バイクをカスタムするうえで最も人気なカスタム箇所である「マフラー」。

取り換えるだけで見た目はもちろん排気音も変えることができるので最初にカスタムする人が非常に多い部分です。

今回はそんなマフラーの中でもおすすめできる日本製メーカーとメーカー別の排気音をまとめました。

排気音に至っては同じメーカーの同じシリーズのマフラーであっても、バイクの車種やエンジンの種類、気筒数、冷却方式などによって音は異なるので、参考程度に思っていただければ幸いです。

YOSHIMURA:ヨシムラ

ヨシムラは1954年に創業されたオートバイ部品の製造メーカーで名前は創業者であるポップ吉村こと吉村秀雄の名前から来ており、「4ストロークのチューナーだけが成功する」という持論を持っていたため、基本的には4ストローク用の部品しか販売されていないようです。

スズキとの関係性が深く、スズキのバイクをチューニングして、全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦したり、ヨシムラカスタムのコンプリートバイクなどの販売も行っています。

しかし、バイクパーツはスズキのものだけでなく、他のメーカーのものも多くラインナップしています。

◆チタンサイクロン / FIRE SPEC

ヨシムラを代表するサイクロンマフラー。チタンパイプのエキゾーストパイプは走行を重ねて焼きが入ることによって虹色に変化していきます。

機械曲げでは機械でエキパイを加工することでコスト面を抑えられており、手曲げモデルは曲げ工程、溶接工程、組立工程と1本1本全てが手作業で行われており、機械曲げではできないスムーズな曲線美と機能美があります。

FIRE SPECモデルではチタンのエキゾーストパイプに手作業で焼き入れを行い非常に綺麗な焼き色に施してくれます。

サイレンサー部分はデザインやカバー素材など、多くの種類の中から選べるのもヨシムラの特徴です。

◆ストレートサイクロン

いわゆるショート管と呼ばれる初代集合管ヨシムラストレートサイクロン。

旧車のネイキッドバイクなどに絶大な人気を集めており、スチール製のエキパイに艶消しブラックに塗装された見た目は独特の渋さがあります。

フルステンレスモデル、機械曲げ、手曲げのラインナップがあります。

OVER Racing:オーヴァーレーシング

三重県鈴鹿市にあるバイクカスタムパーツ製造販売をしているメーカー。

マフラーだけでなく、フレーム、スイングアーム、バックステップ、ホイールなど幅広いバイクパーツを手掛けています。

◆フルチタンエキゾーストマフラー

フルチタンで綺麗な焼き色が施されたOVERを代表するフルエキゾーストマフラー。

◆フルチタンメガホンマフラー

OVERの特徴的なメガホンタイプのフルエキゾーストマフラー。

ヘッダーパイプからすべてがチタン素材となっています。

WR’S:ダブルアールズ

マフラーだけを専門としたバイクパーツメーカーです。

マフラー専門ということもあり、サイレンサー部分はカーボンやチタン、アルミなど多くの種類の中から選択することができ、ハイレスポンス、と迫力のあるサウンドで人気が高いメーカーです。

大型バイクのラインナップもありますが、主に125cc~400ccのミドルクラスに力を入れています。

◆ラウンドタイプフルエキゾースト

サイレンサー部分がステンレス、チタン、カーボンなどから選べるWR’Sのフルエキゾースト。

細部まで上質な仕上げ利で高級感があります。

◆SS-OVAL フルエキゾースト

SS-OVAL中速域~高速域にかけてのパワーフィールが特徴で、理想的なパワーカーブを実現しており、高音ノイズがカットされ低音が効いたサウンドながらも高回転ではレーシーなサウンドを実現しています。

Moriwaki Engineering:モリワキエンジニアリング

1973年に創業した三重県鈴鹿市にある二輪パーツメーカー。

鈴鹿8耐やJSB1000などモータースポーツにも積極的に参戦し技術を向上させている歴史あるメーカーです。

◆ZERO フルエキゾースト

エキゾーストパイプがチタンとステンレスから選択できるモリワキフルエキ。

サイレンサー部分も普通のチタンと焼き色が入ったチタンなどから選択できます。

◆MX フルエキゾースト

ZEROと同じようにサイレンサー部分がチタン、焼き色チタン、カーボンなどから選択可能。

◆モリワキショート管

ヨシムラと同じく旧車ネイキッドに絶大な人気を誇るショート管。

r’s gear:アールズギア

1998年に三重県亀山市で創業された比較的新しいバイクパーツ、マフラーメーカー。

全ての製品が車検対応となっており、豊富なサイレンサー形状とデザインから選択することが可能。

◆WYVERN(ワイバン)

アールズギアマフラーのトップブランドWYVERN。エキパイ、サイレンサー、サイレンサー内部パーツなど全てチタン製にこだわり、職人の手曲げによって製作されているマフラーです。

サイレンサー形状も真丸、楕円から選択でき、素材や焼き色も豊富です。

◆REAL SPEC

差し込み側は真円ながらも、テールエンド側に三次元曲線を描いて異形ひし型へと断面形状が変わるという特殊技術を用いて成型されたマフラー。

◆WYVERN SONIC

WYVERNとは違って、一部パーツにステンレス素材を使用することによって、リーズナブルな価格に抑えたモデル。

◆ワイバンクラシックマフラー

カワサキW650/800用には専用キャブトンタイプサイレンサー、CB1100用には4本出しマフラーなど、現代モデルのバイクでも旧車の雰囲気を車種ごとに最も引き出せる形状でつくられているのがワイバンクラシックマフラーです。

BEET(ビート)

1982年に大阪で設立されたバイクパーツメーカー。

川崎重工業との共同開発でレーシングマフラーを開発したり、ASIA600でシリーズチャンピオン獲得するなどレース実績も高いメーカーです。

◆NASSERT(ナサート)-Rマフラー

◆NASSERT(ナサート)TRAD V

ノスタルジックな雰囲気のクラシックマフラー。

◆NASSERT(ナサート)EvolutionTypeII

ストレート排気パルスコーンシステムによって、クリアなサウンドを実現しています。

K-FACTORY:Kファクトリー

ステンレスマフラーやチタンの手曲げマフラー製作で1997年に設立したケイファクトリー。

元々金属加工会社だったこともあり高い加工技術で1台につき約440パターンものバリエーションから選べるセミオーダーシステムでの「クアトロ」マフラーなどが有名です。

◆FRCステンレスフルエキゾースト

◆チタンフルエキゾーストD-Header

STRIKER:ストライカー

有限会社カラーズインターナショナルが製造・販売する「ストライカー」マフラーシリーズ。

エアロパーツやステップ、ステムキットなど様々なパーツを手掛け各種イベントなどにも多く出展しているブランドです。

◆ストリートコンセプト チタンフルエキゾースト

ヒートカラーチタン、標準チタン、鏡面チタン、カーボンなどからサイレンサー部分が選択可能。

◆レーシングコンセプトチタンフルエキゾースト

レース専用フルエキゾーストマフラー

まとめ

アクラポビッチやスコーピオン、SCprojectなど海外有名メーカーのマフラーもありますが、日本製マフラーも負けてはいません!

世界を代表する4大バイクメーカーがあることだけあって、二輪パーツを製造しているメーカーも数多くあり、レースなどでも実績を残しているメーカーばかりなので是非参考にしてみてください。

ここで紹介したマフラーは一部のみで他にも日本製のマフラーメーカーはたくさんあります。

是非自分にあったマフラーを見つけてみてください。

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