ヤマハのRZ50はいくらで購入すれば得する?ヤフオク中古価格の相場を調べてみた!

【この記事を読んでほしい方】

1.RZ50を購入したい方

2.RZ50がどれくらいの価格で購入できるのか知りたい方

3.2ストローク原付の購入を考えている方

2ストネイキッドバイクでは非常に人気が高いヤマハのRZシリーズ。その中での最小排気量モデルがRZ50です。

水冷2サイクル単気筒エンジン搭載し、原付での自主規制最高馬力となる最高出力7.2ps(5.3kw)/10000rpmを発揮し、車体サイズも原付には見えないフルサイズということで、発売から40年近く経った今でも高い人気を集めるバイクです。

今回はヤフオクでの状態別価格相場を調べてみました。

RZ50の年式別モデル

RZ50は1981年に発売され、2007年に排ガス規制により生産終了となりました。

生産が終了するまでに何度かのモデルチェンジを繰り返しています。

RZ50は第1世代と第2世代に分かれており、第1世代は1981年に発売されたモデルと1985年にモデルチェンジされ発売されたモデルで、1998年に発売されたモデル以降が第2世代と言われています。

第1世代1981年式 RZ50

初期のRZ50は角型ヘッドライトが特徴でクロスレシオの6速ミッションと18インチの大径ホイール、最高出力7.2ps(5.3kw)/9000rpmを発揮しました。

第1世代1985年式 RZ50

アッパーカウルとアンダーカウルが標準装備されたモデル。最高速度規制が適応になったものの7.2馬力を発揮。

第2世代1998年式 RZ50

スポーク式のホイールとなり、丸目のネイキッドスタイルとなった第2世代RZ50.最高出力は7.2ps(5.3kw)/10000rpmを発揮。

今回は第2世代RZ50のほうが人気が高いということから、1998年以降のRZ50の中古価格の相場を調べています。

ヤフーオークション中古価格相場

・相場の算出期間は過去1年間の期間で、僕がオークションで落札があったものを見て状態別に分けていき、ある程度の相場を算出したものです。

・部品取り車などの不動車は省いています。

・1998年式以降の第2世代RZ50が対象。

※あくまでも個人的な見解ですので参考程度に見てください。

◆状態「悪い」中古価格相場

中古価格相場 60,000円

実動で走ることはできるものの、エンジンから異音がしたり、保安部品の点灯不良、ブレーキの減り、タイヤの減り、タンクの傷や各部分のサビなど、どこかに問題があり、公道で走行するにはある程度自分で整備が必要になる車両。

最安値でも動けば50,000円くらいするものが多く、RZ50の人気が窺える結果となりました。

各部部分に多少問題があっても、見た目が綺麗なものであれば、高額で落札される傾向のようで、不動車であっても年式が新しく見た目も綺麗なものであれば8万前後で取り引きされるものもあるようでした。

エンジンの状態がよく、消耗品のみ不備があるもので50,000円~55,000くらいで落札ができれば良いレベルだと思います。

◆状態「普通」中古価格相場

中古価格相場 約100,000円

走行距離が多く、消耗部品のある程度減っているが公道走行可能な車両。

10万円~15万円ほどのものが多く、カスタムが多い車両ほど高い金額で落札される傾向があります。

走行距離よりも見た目が綺麗なほど高額で落札されているようです。

10万円~12万円くらいで狙ってみるのがよいでしょう。

◆状態「良い」中古価格相場

中古価格相場 約170,000円

フルレストア車や走行距離が少ないもので、各部品が交換直後などで比較的状態が良いもの。

安くても14万円ほどで取り引きされているものがほとんどで、走行距離500km未満という車両は20万円以上で取り引きされているものも多くありました。

逆に過去3年に遡って調べてみてもヤフオクで取り引きされている車両は状態が良くても25万円を超えることはほとんどなかったので、ある程度の良い状態のものであっても25万円あれば購入が可能なようです。

店舗での中古価格

ちなみに店舗で売られている中古価格を調べてみると、状態が良さそうなものであれば20万円以上するのは当たり前で、カスタムありの良車両であれば40万円オーバーも普通です。

バイク屋さんでの購入を考えている場合は30万円前後は考えていたほうが良いかもしれません。

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