ヤマハを代表する空冷ネイキッドバイク「XJR400R」。
通称「ペケジェイアール」と呼ばれていて、僕が学生の頃はヤマハのバイクと言われればこれで、カワサキのゼファーやホンダのCBと並んで人気を集めていたバイクでした。
残念ながら排ガス規制によって、2008年生産終了してしまいましたが、今でも旧車ネイキッドとしても人気が高いですね。
生産終了から10年以上が経ち、カスタムパーツなども減ってきてしまいましたが、今回はそんな「XJR400R」の人気おすすめマフラーと排気音をまとめたので紹介します!
※年式に関係なく紹介しているので、あくまでもマフラー選びの参考として見ていただければ幸いです。
WR’S(ダブルアールズ )
主に125cc~400ccのミドルクラスに力を入れているマフラーだけを専門としたバイクパーツメーカーで、ハイレスポンスと迫力のあるサウンドで人気が高いメーカーです。
◆リアエキゾースト スリップオンマフラー
排ガス規制及び騒音規制に対応したJMCA認定モデルのWR’Sスリップオンサイレンサー。
低速域から高速域までトルクフルな加速感を実現しており、サイレンサーとテールパイプのスプリングジョイントが個人的には好きですね。
規制対応モデルながらもアイドリング時から低音の効いたノーマルとは違った迫力あるサウンドを奏でます。
音量は91dbとなっており、サイレンサーはカーボン、チタン、ステンレスの3種類から選択可能です。
参考価格:¥44,605(税込)
RPM(アールピーエム)
40年以上の歴史がある株式会社アールピーエムが制作する日本製マフラー。ステンレスの美しさが目立つマフラーが多く、RPM管やP管の愛称で人気の高いマフラーです。
◆RPM-67Racingフルエキゾーストマフラー
バッフルありでも無しでも迫力あるサウンドを奏で、この時代のネイキッドバイクには圧倒的人気を集めていたRPM管。
スタイリッシュでレーシングな印象を与えるマフラーで深みのある独特のレーシングサウンドを実現し、黄色のエンブレムが目立ってカスタム感も抜群です。
サイレンサーアウターはアルミ削り出しで美しい光沢を放ち、エキパイはステンレスのハードクロームメッキによって非常に美しい仕上がりで、見た目だけではなく4in2in1集合の集合方式によって中低速域においては高トルク特性を発揮しエンジンパワーを引き出します。
MORIWAKI ENGINEERING(モリワキエンジニアリング)
ヨシムラから独立し、設立したモリワキエンジニヤリング。レース活動も活発に行い、フレーム製作でも有名なメーカーで、エキゾーストも品質が良く人気があります。
◆フルエキゾーストマフラー ZERO SS
モリワキといえばショート管が有名かもしれませんが、こちらのZEROマフラーもモリワキを代表するマフラーのひとつです。
開発では何度も試験が重ねられ、エンジン性能を最大限まで引き出してくれるよう設計されています。
また、チタンにマット調の焼き色が特徴的なANO(アノダイズド)カラーは個性も演出できて、カスタムとしても目立つのでおすすめです!
YOSHIMURA(ヨシムラ)
1954年に創業されたオートバイ部品の製造メーカーで全日本ロードレース選手権や鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦したり、ヨシムラカスタムのコンプリートバイクなどの販売も行っている日本を代表するカスタムパーツメーカーです。
◆チタンサイクロン”Fire Spec”
ヨシムラを代表するサイクロンマフラー。
同じサイクロンマフラーでもヨシムラではテールエンドやサイレンサーのカラーバリエーションなど非常に豊富で自分好みのマフラーを選ぶことができるのも魅力のひとつですね。
”Fire Spec”のものは職人がひとつひとつチタンのエキゾーストパイプとテールパイプに焼き入れを施し、非常に綺麗な焼き色を付けたモデルです。
高性能なのはもちろんですが、見た目も非常に美しく、見ているだけでも楽しめるマフラーに仕上がっています!
まとめ
色々なマフラーのサウンドや製品情報を集めたかったのですが、やはり生産終了後10年以上が経過しているということもあってか、なかなか見つけることができませんでした。
これから空冷バイクはますます手に入れずらくなっていくと思いますので、XJRに乗っている方は是非これからも長い間乗っていってほしいですね!
マフラーも今では新品で購入することも難しく、中古がメインになるかもしれませんが、自分好みのマフラーを見つける参考になれれば幸いです!