毎日の生活にほっと一息する時間を与えてくれるコーヒー。
特に今の時期、あったかいコーヒーは身体も温まって最高ですよね。
そんなコーヒーですが、実は色々な効能があり、低血圧の人にはとても効果があると言われています。
そして以前まではコーヒーに血圧を上昇させるカフェインが含まれているため、高血圧の方には危険だと考えられていましたが、研究によってコーヒーは高血圧症の危険性を下げる働きがあると認められているんです!
今回はそんなコーヒーの効果についてご紹介いたします。
コーヒーは低血圧に効く!
低血圧症の方の悩みのひとつが朝起きた時の辛さじゃないでしょうか?
そんなときに効果を発揮してくれるものがコーヒーなんです。
コーヒーに含まれるカフェインは心臓の働きを活発にさせ拍動を高めて血流を良くしてくれる効果があります。
そのため、朝が苦手な低血圧の方もモーニングコーヒーを飲むことで身体を動かしやすくなりますよ!
また、カフェインには毛細血管の拡張作用もあり、血流が良くなって体温も上がるので冷え性の方にも効果を発揮します!
ちなみにコーヒー1杯で2時間ほどは血流を良くする働きが継続するようです。
コーヒーは高血圧にも良い効果!
コーヒーのカフェインには毛細血管を拡張し、心臓の働きを活発にしてくれるというお話しをしましたが、それでは高血圧の人には危ないんじゃないの?と思った方も多いはずです。
たしかに一昔前ではカフェインには心臓に直接作用して血圧を上昇させる働きがあるので、高血圧の方は飲まない方が良いと言われていたこともありました。
しかし、実際は高血圧の方には血圧を下げる効果があるとされているんです!
そもそも血圧が上昇するのは血が流れにくくなった時に血管内の圧が高まることによって起こりますよね。
コーヒーのカフェインには毛細血管を拡張して、心臓の動きを活発にし、血流を良くしてくれる働きがあるので血圧が下がるんです。
実際にアメリカや日本においても高血圧症とコーヒーの関係性を調査した研究も発表されていて、コーヒーを飲んでいる方のほうが高血圧症のリスクが下がるという研究結果がでているようです。
低血圧には血流を良くして動けるように、高血圧の方には血流が良くなることで血圧を下げる働きをする優秀な飲み物なんです。
コーヒーには他にも効果が!
低血圧でも高血圧の方にも効果を発揮するコーヒーですが、効果はこれだけじゃありません。
血流が良くなることで肩こりの改善や動脈硬化や心筋梗塞の予防にも効果があるとされています。
また、コーヒーにはクロロゲン酸等のポリフェノールが多く含まれており、これには抗酸化作用があります。
体内で正常な細胞と結びつくと過酸化脂質を発生させる活性酸素の影響でがん細胞の増加などが起きますが、抗酸化作用にはこれらの酸化を防ぐ働きあるので、がんを予防する効果も期待できるんです。
さらに血糖値上昇抑制作用なども報告されており、コーヒーには様々な効果が期待されているんです。
まとめ
コーヒーに含まれるカフェインには心臓の働きを活発にさせ拍動を高めて血流を良くしてくれる効果があり、さらに毛細血管の拡張作用もある。
そのため、低血圧の方にも高血圧の方にも非常に良い効果が期待できる飲み物!
また、コーヒーに含まれるポリフェノールにも抗酸化用によるがん予防や血糖値上昇抑制作用の効果があり。
非常に多くの良い効果が期待できるコーヒーですがカフェインの過剰摂取は健康に良くありません。
1日に多くても3~4杯ほどにして、睡眠に影響がでる夕方以降にはできる限り飲まないようにした方が良いでしょう。
高血圧の方も低血圧の方も安心してコーヒーを楽しみましょう♪