夜景や星などを綺麗に撮影したくても普通にシャッターを切るだけでは綺麗に写すことはできません。
そんなときに使うのがシャッタースピードを遅くする長時間露光という機能です。
よく写真で目にする車のヘッドライトが流れるような写真もシャッタースピードを遅くすることで撮影が可能です。
デジタルカメラじゃないとできなさそうな機能ですがiPhoneやAndroidなどでもシャッタースピードを変更することができるんです。
今回はそんなスマホでシャッタースピード変更する方法を紹介いたします。
シャッタースピードとは
シャッタースピードとはその名の通り、シャッターが開いている時間のことです。
シャッタースピードは1秒、1/2秒、1/4秒~1/2000秒、1/4000秒というように表し、秒数が多いほどシャッタースピードは遅いということになります。
シャッタースピードを変更すると動いている被写体の移り方が変わります。
例えばシャッタースピードを1秒~というように遅くすると動くものは流れるように撮影されるようになります。
このようにシャッタースピードを遅くすると、シャッターが開いている間に動くものが撮影されるので川も流れているかのように移り込みます。
高速道路などで車のヘッドライトが流れるような写真もこのシャッタースピードが遅い状態で撮影したものであり、長時間露光と言われます。
反対にシャッタースピードを1/4000秒のように早くすると動いている被写体も止まっているかのように撮影することができます。
このように動いているものや水しぶきなども止まっているかのように撮影したい場合は撮影スピードを速くすることで撮ることができます。
スマホでのシャッタースピード変更方法
基本的にiPhoneでもAndroidでも変更方法は同じような感じです。
自分はXperiaを使用しているので今回はXperiaで説明します。
まずは普通にカメラを起動します。
【モード】や設定画面を開きます。
【マニュアル】をタップします。
マニュアルモードにある【SS】というのがシャッタースピードのことです。
カーソルをスワイプすることでシャッタースピードの変更が可能です。
Xperiaの場合は最も遅くて1秒、最も速くて1/4000秒の間で調整が可能です。
今回はXperiaで説明しましたが、基本的にどのスマホであってもカメラを起動して、マニュアルモードに切り替え、【SS】を調整することでシャッタースピードの変更が可能です。
カメラアプリを使用する方法
もともとスマホに備えられたカメラを使うのも良いですが、スマホアプリを使用するのもおすすめの方法です。
私が使用しているXperiaではシャッタースピードは1秒までしか調整できませんが、アプリを使用することでさらに長時間露光が可能になり、夜景や夜空などもより綺麗に撮影することが可能になります。
Camera FV-5 Lite
細かなマニュアルコントロールでの撮影が行えるカメラアプリ。
露出補整、ISO、測光モード、焦点モード、ホワイトバランスなどの調節はもちろん、シャッタースピードでは60秒という長い露出時間が設定可能であり、夜景や夜空も美しく撮影することが可能です。
無料で利用できるのも良いポイントです!
カメラZOOM FX Premium
490円かかる有料のカメラアプリですが、マニュアルカメラアプリとしては1番使いやすく感じるのがこの「カメラZOOM FX Premium」 。
おそらくAndroidのみの対応アプリなんですが、シャッタースピードはもちろん、ISO、焦点距離、露光など細かく設定でき、タイムラプスやサイレントモードなど、様々な機能も有しています。
カメラ好きでも満足できるカメラアプリだと思うのでおすすめです!
まとめ
スマホでのシャッタースピード変更方法を紹介しました。
被写体や撮りたい構図によってシャッタースピードを調整することで一段とレベルアップした写真が撮れると思いますので、是非試してみてください!