いつの間にか家の中を飛んでいる虫。
捕まえてみると大きさは2,3ミリくらいで小さくて茶色で固い。
こいつは何という虫なのか?どこから発生するのか?
そしてその駆除方法と発生防止対策はあるのか!
具体的なものとしては小麦粉やパスタ、乾パン、香辛料、干し椎茸、鰹節など、食べもの以外にもドライフラワーや昆虫標本、畳などからも発生するようです。
シバンムシの発生予防対策と駆除方法!
シバンムシの発生予防対策としては、発生源となるようなものをしっかり密閉容器で保存するということです。
少しでも侵入できる隙間があると意味がないのできっちり密閉を保つことが大切です。
ビニールなどで保管している場合は密閉が保たれていたとしても小さな穴を開けて侵入する可能性もあるので注意しましょう。
難しいのが畳などの大規模な発生源です。
畳は大きいですし、全てがエサとなってしまうので発生した場合は剥がして殺虫剤をまいたり刺すタイプの殺虫剤で駆除するか、加熱乾燥処理をできるのであれば高温で駆除するのが人には優しい駆除方法です。
乾燥食品や加工穀類などで発生した場合は、発生したものを廃棄するのが基本です。
大きめのビニール袋に発生源となったものを入れて、袋の中に殺虫剤を噴霧して縛って捨てるのがおすすめです。
そして大事なのがその発生源が置いてあった場所の清掃です!
発生源となった食品を廃棄したとしても幼虫や卵がその場所に残っている可能性があるので清掃する必要があります。
清掃の方法としては基本的に吸い込み一択です。
掃除機の先に細めのアタッチメントを付けて清掃していきます。
隙間はもちろん角の方などもしっかり吸い込んでいきましょう。
殺虫剤などを使ってしまうと卵や幼虫がガスの噴射で散ってしまうことになりますので、厳禁です!
1度発生してしまったシバンムシをゼロにするには発生源、繁殖場所を徹底的にあぶりだす必要があるので、発生源となりうる物を隅々まで確認して駆除しましょう。
まとめ
・家の中で発生する小さな茶色い虫はシバンムシ。
・シバンムシは乾燥食品や加工穀類などから発生!
・発生を防止するにはしっかり密閉容器で保存すること。
・シバンムシが発生した食品はビニール袋に入れて殺虫剤で駆除・廃棄。
・発生源が置いてあった場所はしっかり掃除機で吸い込み清掃!