毎日使用するバスタオルがいつのまにかカビ臭くなっていたり、真っ白だったバスタオルが少しピンクになっていたりすることがないでしょうか?実はそれはカビや雑菌が原因!
ときには真っ白のバスタオルだったのに、洗濯するとピンクに変色したりということもあります。色物と分けて洗濯しているのにおかしいな~と思ったりもするんですが、それも雑菌が原因だったりするんです。
毎日使用するバスタオルですし、素肌に直接触れて使うものなので、常に清潔に保っておきたいですよね。
今回はそんなバスタオルがピンクになってしまう原因と予防策を紹介します!
③タオルをそのまま洗濯機に移して普通に洗濯し完了!
◆煮洗いで色を落とす方法!
上記の酸素系漂白剤で色が落ちない場合に次の手段として有効なものがこの煮洗いです。名前の通り、鍋で煮込んで色を落とす方法。
ただし、熱湯で煮込むのでどうしても生地にダメージを与えやすく、ふわふわだったものでもゴワゴワになってしまう恐れもあるので注意が必要です。
①酸素系漂白剤
②バスタオルが浸けれるくらいの鍋(アルミは変色するため不可)
①まずは鍋にバスタオルが浸かるくらいの水を入れて沸騰させます。
②鍋の中に酸素系漂白剤を投入!よくかき混ぜてしっかり溶かしましょう。
③バスタオルを鍋に投入し、弱火で10分ほど煮ます。やりすぎると生地に余計なダメージを与えてしまうのでほどほどに!
④火を止めて、ある程度冷やしてから洗濯機に投入し、普通に洗濯して完了。
◆塩素系漂白剤を使用する方法!
色を落とす方法の中でも最も最強なのがこの塩素系漂白剤を使用する方法です。
塩素系漂白剤のおすすめは衣料用ハイター。価格も安くて効果も高いのでおすすめです。
塩素系漂白剤は効果が最も高いのですが、生地へのダメージも最も大きいので注意してください。
①塩素系漂白剤
②バスタオルが浸けれるバケツや洗面器。(無ければ洗面台や風呂で代用してもOK)
③ゴム手袋(塩素で手が荒れる危険性があるため)
①バスタオルが浸けれるくらいの水に塩素系漂白剤を規定量溶かします。塩素系漂白剤の場合、お湯を使用すると蒸気と一緒に有毒な塩素ガスが出てしまうので使用できません。もちろん煮洗いは厳禁です!
②30分をほど浸け置きする。生地へのダメージが強いので最大でも1、2時間ほどにしておきましょう。
③洗濯機で普段通りに洗濯して、しっかり漂白剤を落とせば完了!
変色したバスタオルの色を取り除く方法を3つ紹介しましたが、残念ながら最も強力な塩素系漂白剤を使用しても落としきることができない場合もあります。
その場合は最終手段としてクリーニング屋さんに頼むことをおすすめします。
バスタオルを変色させないための予防法!
雑菌やカビなどによってバスタオルがピンク色に変色してしまった際の対処法を紹介してきましたが、やはりできる限りは変色させないようにしたいですよね。
浴室などの高温多湿の空間は雑菌が非常に繁殖しやすい場所なので、しっかりと普段から対策しておかないと、すぐに雑菌は増殖してしまいます。
実は、洗いたてのバスタオルであっても見えない雑菌が20万個ほど存在していると言われています。ですので、できるだけ雑菌が増殖してしまう環境をつくらないことが重要になります。
例えば多湿になりやすい浴室にはバスタオルを置かないようにする。どうしても置く場合にはしっかり換気して、湿気をためないこと。一度使用したバスタオルは数回使用せずにすぐに洗濯する。
また、洗濯機も数か月に1回、できれば1か月に1回洗濯槽の洗浄を行い洗濯槽内のカビや雑菌を落としておくことが重要です。
まとめ
バスタオルがピンク色に変色する原因は色移りが原因でない限りは、雑菌が色素を出すことによって変色している可能性大!!
変色してしまったバスタオルは酸素系漂白剤を使用する方法・煮洗い・塩素系漂白剤などで落とすことができる。
バスタオルを変色させないためには雑菌が繁殖する環境におかないことが重要!!
きっちり対策して、気持ちの良いバスタオルを使用しましょう!!