小型二輪免許で乗れる!125ccオフロードバイクのおすすめ8車種を紹介!

小型自動二輪免許で乗ることができる125ccバイク。昨今人気が高まっているクラスであり、車種も豊富になってきています。

そんな中でもブロックタイヤで未舗装の林道などを走り回ることができるのがオフロードモデルです。今回はそんな125ccのオフロードバイクを紹介します!

KDX125SR(カワサキ)

1979年に空冷2ストローク400ccのKDX400が発売され、その後2ストロークエンジンのエンデューロシリーズとして「KDX」の名前は使われました。KDX125SR1991年に発売が開始され、日本では1999年の排ガス規制で生産が終了しました。

2ストエンジンということもあり、オイルが飛んだり垂れたりすることは多々あります。メンテを細かくしないと機嫌が悪くなるエンジン。しかし、2スト特有のエンジン音や125ccながらも強烈な加速力は非常に癖になるバイクです。

1999年式

エンジン:水冷2ストピストンリードバルブ単気筒

最高出力: 22ps(16.2kw)/9500rpm

最大トルク:1.9kg・m(18.6N・m)/8000rpm

燃料消費率: 55.5 km/L ( 50 km/h走行時)

燃料タンク容量:9.0リットル

全長・全高・全幅: 2115mm × 1190mm × 855mm

車体重量(装備重量): 117kg 

KLX125(カワサキ)

KLXはモトクロッサーであるKX125の車体にKLの4サイクルエンジンを搭載したモデルとして発売されました。KLX125は2009年に発売が開始され、タイヤサイズは前輪19・後輪16インチ、前後ディスクブレーキとなっています。エンジンはKLX140Lのものをボアダウンしたものが搭載され、FIや4速ギア比の変更などで騒音規制をクリアし、10.2psの出力を発揮します。欧州仕様は日本よりも規制が緩いので若干、出力も高くなっています。

2018年式

エンジン:空冷4ストローク単気筒 SOHC2バルブ

最高出力: 10.2PS/8,000rpm

最大トルク:1.0kgf・m/6,000rpm

燃料消費率:53.5km/L

燃料タンク容量:7.0リットル

全長・全高・全幅:1980mm × 1090mm × 770mm

車体重量(装備重量): 112kg 

KMX125(カワサキ)

1986年に発売が開始されたカワサキのオフロードKMX125。市販車オフロードバイクとしては初めての前後ディスクブレーキ仕様車となりました。水冷2ストロークエンジンを搭載し、最高出力は22馬力で250ccにも劣らないパワーを発揮します、上写真の1988年式では樹脂製のナックルガード、フロントフォークカバー、ディスクカバーなどが標準装備となり、よりオフロード走行がしやすい仕様となっています。

1988年式

エンジン: 水冷2ストピストンリードバルブ単気筒

最高出力: 22ps(16.0 kw)/9000rpm

最大トルク: 1.7kg・m(16.7N・m)/8500rpm

燃料消費率:ー

燃料タンク容量:9.0リットル

全長・全高・全幅:2080mm × 1165mm × 865mm

車体重量(装備重量): 101kg 

TS125R(スズキ)

TSはスズキが発売していた2ストロークエンジンオフロードバイクシリーズの名称です。ナックルガードやヘルメットホルダーなど、オフロード走行とツーリング楽しめる仕様になっています。何度かのモデルチェンジの中で倒立フロントフォークや、デジタル点火やAETCIIなど、当時では最新の技術が詰め込まれたオフローダーでした。

1993年式

エンジン: 水冷2ストクランクケースリードバルブ単気筒

最高出力: 22ps(16kw)/9500rpm

最大トルク: 1.9kg・m(18.6N・m)/7500rpm

燃料消費率:ー

燃料タンク容量:9.0リットル

全長・全高・全幅: 2160mm × 1215mm × 880mm

車体重量(装備重量): 124kg 

ジェベル125(スズキ)

ジェベル(DJEBEL)はスズキが日本国内向けに販売していた4ストローク単気筒エンジンを搭載したオフロードバイクシリーズ車種です。

ネイキッドバイクのような大きい1灯ヘッドライトが特徴で、ジェベル125はSX125Rをベースとして1993年に発売されました。燃費の良さや維持費の安さなどから「最も優れたコストパフォーマンスを持つバイク」とも言われていたようです。

また、1997年にはフロントキャリア・オイルクーラー・パイプ式エンジンガード・前後フェンダーのマッドガードなどが装備された派生車種のDF125Eが発売されています。

DF125E

1999年式

エンジン:空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブ

最高出力: 14ps(10kw)/9500rpm

最大トルク: 1.1kg・m(10.8N・m)/8000rpm

燃料消費率:ー

燃料タンク容量:ーリットル

全長・全高・全幅: 2150mm × 1125mm × 805mm

車体重量(装備重量): 123kg 

XTZ125E(ヤマハ)

ヤマハ「XTZ125E」はブラジルなどをはじめとした海外市場向けモデルとして販売されました。日本モデルとしては発売されませんでしたが、逆輸入車として購入することが可能です。ホイールサイズは、前21インチ・後ろ18インチとフルサイズ者となっています。

2008年式

エンジン: 空冷4ストロークSOHC2バルブ

最高出力: 13PS/8,000r/min

最大トルク: 1.18kgf・m/6,500r/min

燃料消費率:ー

燃料タンク容量:10.6リットル

全長・全高・全幅: 2090mm × 1125mm × 810mm

車体重量(装備重量): 114kg 

WR125R(ヤマハ)

エンデューロレーサーであるITシリーズの後継として、発売されたWRシリーズ。WR125Rは欧州向け車両として2008年に発売が開始されました。モトクロッサーを意識した車体デザインとなっており、YZF-R125と同じ水冷SOHC4バルブ11kWエンジンを搭載しています。また、スーパーモタードモデルであるWR125Xもあります。

2014年式

エンジン: 水冷4ストロークOHC4バルブ

最高出力: 15ps(11.0 kw)/9000rpm

最大トルク: 1.24kg・m(12.2N・m)/8000rpm

燃料消費率:ー

燃料タンク容量:8.5リットル

全長・全高・全幅: 2180mm × 1220mm × 835mm

車体重量(装備重量): 133kg 

XLR125R(ホンダ)

1993年に発売が開始され、2000年まで発売されたホンダのオフロード「XLR125R」。「より楽しく軽快に」「より幅広いライダーに」「長時間のライディングにもストレスなく」「親しみやすく」「扱いやすく」というコンセプトをもとに開発され、エンジン始動方式を当時主流だったプライマリーキックではなくセルフスターターが採用されています。

1997年式

エンジン: 空冷4サイクルOHC単気筒

最高出力: 12ps(9kw)/9000rpm

最大トルク: 1.0kg・m(10N・m)/7500rpm

燃料消費率: 35.5 km/L ( 60 km/h走行時)

燃料タンク容量:9.0リットル

全長・全高・全幅: 2190mm × 1175mm × 840mm

車体重量(装備重量): 122kg 

まとめ

日本向けモデルとして発売されているオフロードモデルは少ないですが、海外向けモデルでは125ccオフロードも多く生産されており、逆輸入車として購入することは可能です。

しかし、金額的は125ccにすると高価なので、おすすめは1980年代から1990年代の2ストオフロードです。今の250ccにも負けないパワーと加速力を発揮し、ハマること間違いなしです!

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