小型自動二輪免許で乗ることができる125ccバイク。昨今人気が高まっているクラスであり、車種も豊富になってきています。
そんな中でもブロックタイヤで未舗装の林道などを走り回ることができるのがオフロードモデルです。今回はそんな125ccのオフロードバイクを紹介します!
ジェベル125(スズキ)
ジェベル(DJEBEL)はスズキが日本国内向けに販売していた4ストローク単気筒エンジンを搭載したオフロードバイクシリーズ車種です。
ネイキッドバイクのような大きい1灯ヘッドライトが特徴で、ジェベル125はSX125Rをベースとして1993年に発売されました。燃費の良さや維持費の安さなどから「最も優れたコストパフォーマンスを持つバイク」とも言われていたようです。
また、1997年にはフロントキャリア・オイルクーラー・パイプ式エンジンガード・前後フェンダーのマッドガードなどが装備された派生車種のDF125Eが発売されています。
DF125E
1999年式
エンジン:空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブ
最高出力: 14ps(10kw)/9500rpm
最大トルク: 1.1kg・m(10.8N・m)/8000rpm
燃料消費率:ー
燃料タンク容量:ーリットル
全長・全高・全幅: 2150mm × 1125mm × 805mm
車体重量(装備重量): 123kg
XTZ125E(ヤマハ)
ヤマハ「XTZ125E」はブラジルなどをはじめとした海外市場向けモデルとして販売されました。日本モデルとしては発売されませんでしたが、逆輸入車として購入することが可能です。ホイールサイズは、前21インチ・後ろ18インチとフルサイズ者となっています。
2008年式
エンジン: 空冷4ストロークSOHC2バルブ
最高出力: 13PS/8,000r/min
最大トルク: 1.18kgf・m/6,500r/min
燃料消費率:ー
燃料タンク容量:10.6リットル
全長・全高・全幅: 2090mm × 1125mm × 810mm
車体重量(装備重量): 114kg
WR125R(ヤマハ)
エンデューロレーサーであるITシリーズの後継として、発売されたWRシリーズ。WR125Rは欧州向け車両として2008年に発売が開始されました。モトクロッサーを意識した車体デザインとなっており、YZF-R125と同じ水冷SOHC4バルブ11kWエンジンを搭載しています。また、スーパーモタードモデルであるWR125Xもあります。
2014年式
エンジン: 水冷4ストロークOHC4バルブ
最高出力: 15ps(11.0 kw)/9000rpm
最大トルク: 1.24kg・m(12.2N・m)/8000rpm
燃料消費率:ー
燃料タンク容量:8.5リットル
全長・全高・全幅: 2180mm × 1220mm × 835mm
車体重量(装備重量): 133kg
XLR125R(ホンダ)
1993年に発売が開始され、2000年まで発売されたホンダのオフロード「XLR125R」。「より楽しく軽快に」「より幅広いライダーに」「長時間のライディングにもストレスなく」「親しみやすく」「扱いやすく」というコンセプトをもとに開発され、エンジン始動方式を当時主流だったプライマリーキックではなくセルフスターターが採用されています。
1997年式
エンジン: 空冷4サイクルOHC単気筒
最高出力: 12ps(9kw)/9000rpm
最大トルク: 1.0kg・m(10N・m)/7500rpm
燃料消費率: 35.5 km/L ( 60 km/h走行時)
燃料タンク容量:9.0リットル
全長・全高・全幅: 2190mm × 1175mm × 840mm
車体重量(装備重量): 122kg
まとめ
日本向けモデルとして発売されているオフロードモデルは少ないですが、海外向けモデルでは125ccオフロードも多く生産されており、逆輸入車として購入することは可能です。
しかし、金額的は125ccにすると高価なので、おすすめは1980年代から1990年代の2ストオフロードです。今の250ccにも負けないパワーと加速力を発揮し、ハマること間違いなしです!