
オフロードバイクの大径ブロックタイヤではなく、小径のオンロードタイヤを履かせ、オンロードとオフロードどちらも走りやすくしたモデルです。昨今人気が高まっているジャンルであり、スタントライドの練習をしたり、ストリート系カスタムなど特に若年層に人気です。今回はそんなモタードバイクの125cc以下のおすすめ車種を紹介します。
なお、今回は原付である50ccは省いています。
燃料タンク容量:7.3リットル
全長・全高・全幅: 1670mm × 995mm × 705mm
車体重量(装備重量): 92kg
前に紹介したKSR110が生産終了し、2014年に発売されたのがKSR PROです。遠心クラッチから、ハンドクラッチのマニュアルトランスミッションに戻り、エンジン出力、最大トルク共に向上されています。
2009年に発売が開始されたDトラッカー125は同時発売されたオフロードモデルであるKLX125をベースにモタードスタイルへ変更をしたモデルです。5速マニュアルトランスミッション、倒立フロントフォークを装備し、前後ホイールを14インチとしています。2016年で国内向けラインナップからは外れましたが、東南アジア向けに前後17インチホイールのD-TRACKER150が発売されています。
2015年式
エンジン: 空冷4ストローク単気筒 SOHC2バルブ
最高出力: 10.2PS(7.5 kw)/8000rpm
最大トルク: 1.0kg・m(9.8N・m)/6000rpm
燃料消費率: 53km/L(60km/h走行時)
燃料タンク容量:7.0リットル
全長・全高・全幅: 1900mm × 1060mm × 770mm
車体重量(装備重量): 113kg
エンデューロレーサーであるITシリーズの後継として、発売されたWRシリーズ。WR125Xは欧州向けとしてヤマハから発売されたモタードバイクです。モトクロッサーを意識した車体デザインとなっており、YZF-R125と同じ水冷SOHC4バルブ11kWエンジンを搭載しています。また、エンデューロモデルであるWR125Rもあります。
モタードというジャンルがまだ新しいこともあり、古い車両というのはあまりありません。2ストロークのモタードといえるものはKSRシリーズくらいですね。125ccクラスのラインナップも少ないので多くの車種から選択することはできません。
しかし、オフロードバイクに小径ホイールにオンロードタイヤを履かすだけでもモタードと同じように乗ることができるので、乗りたい車両が無ければモタードカスタムをしてみるのもありでしょう。