バイクに付けてるリストバンドみたいなものマスターシリンダーバンドに意味はあるの?

  • 2020年3月10日
  • 2020年4月24日
  • バイク

街中に停めてあるバイクやレースなどで、ハンドル周りにつけられているリストバンドみたいなものを見かけることはありませんか?

ファッションで付けているのかな?と思う方も多いと思いますが、実はこのリストバンドみたいなものには意味があるんです。

 リストバンドの名前は?

バイクにつけられているリストバンドのようなものは、リストバンドではありません。

名前を「マスターシリンダーバンド」と言います。

バイクにはブレーキレバーとクラッチレバーがハンドルにありますが、これにはワイヤー式と油圧式があります。油圧式の場合、レバーの上にはマスターシリンダーと呼ばれるカップのようなものが付いています。

このマスターシリンダーに付けるバンドなので「マスターシリンダーバンド」です。

 

マスターシリンダーバンドの意味や効果は?

マスターシリンダーの中には「フルード」と呼ばれる作動油で満たされています。

レバーを握るとマスターシリンダー内には大きな圧力がかかります。バイクのレースではこの作動油に空気が混ざるエア噛みが起こると油圧クラッチや油圧ブレーキのレスポンスに影響してしまうことから、エア噛みを防ぐためにブレーキフルードやクラッチフルードをぎりぎりまで入れるため、フルードの漏れが起こりやすくなります。

マスターシリンダーバンドを付けることによって、漏れたフルードをバンドが吸ってくれるわけです。

レースでは接触や転倒も多く、フルードがコース上に漏れてしまうとさらなる二次危険が起こってしまうため、それらを防止するためにもレーサーバイクにはマスターシリンダーバンドがつけられることが多いです。

また、マスターシリンダーバンドを付けることによって紫外線がある程度カットできるため、フルードの劣化を防止する効果もあると言われています。

しかし、街中で見かけるマスターシリンダーバンドをつけているライダーの多くはドレスアップとしてつけていることがほとんどです。笑

自分自身もドレスアップ目的でマスターシリンダーバンドを取り付けています。

レーサーバイクはともかく普通のバイクではマスターシリンダにフルードをぎりぎりまで入れることがまずありません。そのため、フルード漏れがほぼ起こらないんです。

万が一漏れてしまいタンクなどにかかると塗装が変色してしまう場合もあるので、予防として取り付ける方もいますが、ファッションとしてつけていることがほとんどです。

実際、各メーカーの刺繍が入ったものやレースチームの刺繍のものなど、見た目もかっこいいものが多く売られています。僕のまわりでもレースチームのリスペクトや見た目で購入する人が多いですね。

 

まとめ

・バイクにつけているリストバンドみたいなものは「マスターシリンダーバンド」という。

・マスターシリンダーバンドの役目はフルード漏れを吸収すること。

・フルードの劣化を紫外線から守るとも言われている。

しかし、レース以外でつけられているマスターシリンダーバンドはドレスアップ目的が多い。