ヤマハの600ccスーパースポーツマシンYZF-R6。
日本国内モデルはなく、逆輸入車のみの販売になっています。
2017年にフルモデルチェンジが行われ、現在のYZF-R1のメカニカルなフロントフェイスのイメージからスポーティーなスタイリングのフロントフェイスに変更されました。また、YZF-R1と同型のフロントサスペンションとブレーキを装備し、 最高出力は 118.4PS /14,500r/minを発揮します。
今回はそんなYZF-R6の人気の人気おすすめマフラーと排気音をまとめたので紹介します!
※年式に関係なく紹介しているので、あくまでもマフラー選びの参考として見ていただければ幸いです。
AKRAPOVIC(アクラポビッチ)
アクラポビッチはスロベニア共和国で1992年に設立されたエキゾーストマニホールド、マフラーを製造しているメーカーです。
ヨーロッパ最大級のエキゾーストメーカーであり、MotoGPやWSBKなど多くの二輪モータースポーツで採用されています。
◆JMCA仕様 スリップオンマフラー
海外製のマフラーでは珍しい、日本の排ガス規制と騒音規制をクリアしたJMCA認定のスリップオンマフラー。
車検対応OKですが、アクラポビッチらしい迫力あるサウンドと最高峰のレースで培われた優れた技術によって全回転域でのパワーアップを感じることができます。
サイレンサーはチタン製となっており、ノーマルよりも大幅な軽量化が可能です。
参考価格:¥104,784(税込)
◆メガホンスリップオンマフラー
珍しい形状のメガホン型のスリップオンマフラー。
スッキリとした見た目の小型のサイレンサーでスッキリまとめたい方にはおすすめです。
サイレンサー自体が非常に小さいのでチタン製でアクラポビッチなのにも関わらず、かなりリーズナブルな価格で購入できるもポイントのひとつです!
大幅にとはいきませんがほぼ全回転域においてノーマルマフラーを上回る数値を記録しています。
バッフルが付属していいるので音量調節も可能です。
参考価格:¥41,492(税込)
Two Brothers Racing(ツーブラザーズレーシング)
アメリカのカリフォルニア州コロナで30年以上にわたり、エキゾーストシステムを手掛けているメーカーで、最高品質の素材を使用し、すべての排気システムは手作業でTIG溶接がされています。
◆M2カーボンサイレンサー フルエキゾースト
4-2-1のフルエキゾーストマフラーでエキゾーストパイプはステンレス製、サイレンサーはカーボンファイバーのM2マフラー。
M2マフラーはカーボンの他にアルミとチタンサイレンサーもラインナップされています。
ダウンマフラーで非常にショートな形状のサイレンサーで、サイレンサーエンドはTwo Brothers特有のボルトむき出しのブラックサイレンサーエンドで特徴的です。
松本エンジニアリング製バッフルが付属されていて、音量調節は可能ですが、基本的には爆音でアメリカらしい迫力あるエキゾーストノートが楽しめます。
参考価格:¥111,611~(税込)
◆S1Rスリップオンマフラー
M2サイレンサーよりも太く迫力があり少し丸っこい形状でテーパーエンドのS1Rサイレンサー。
こちらも松本エンジニアリング製バッフルが装着されており、脱着によって音量調節が可能です。
全回転域において、ノーマルよりもトルクを感じられますが特に高回転域での加速感が強く感じられます。
参考価格:¥66,691(税込)
SC-PROJECT(SCプロジェクト)
MotoGP、Moto2、Moto3、WSBKなどの世界的な二輪レースにおいて絶大的な人気と成果を収めているエキゾーストメーカー。
ホンダのRC213Vにも採用され、MotoGPチャンピオンに輝き、レースでも実績を残しています。
◆GP70-Rスリップオンサイレンサー
SCらしいマット調のカラーと溶接跡がかなり良い味を出していますね。かなり短く細いショートサイレンサーでスリップオンながらも大幅な軽量化が可能です。
サイレンサー部分はカーボンとチタンの2種類から選択可能です。
消音バッフルがインストロールされており音量調節も可能ですが、低音で乾いた感じの迫力あるエキゾーストノートとなっています。
参考価格:¥86,861(税込)
◆CR-Tスリップオンサイレンサー “ハイポジション”
scprojectでは定番のCR-Tサイレンサー。非常に短いショートサイレンサーに垂直カットのテールエンドで見た目は直管のような感じです。
CR-Tにはこの”ハイポジション”と”ローポジション”がラインナップされており、もう一つのローポジションはアンダーカウルからサイレンサー部分のみが見えるポジション設定となっています。
CR-Tサイレンサーは実際に世界最高峰のバイクレースであるモトGPにも採用されているレースレプリカサイレンサーで、大幅な軽量化とパフォーマンスの向上が期待できます。
サイレンサー部分はチタンとカーボンから選択できます。
参考価格:¥77,511(税込)
◆SC1-Rスリップオンサイレンサー
五角形シェルの極太ショートサイレンサーが特徴的なSC1-Rサイレンサー。
サイレンサーアウターカバーは“カーボン”または “チタン”の2種類から選択することが可能です。
サウンドは低音が効いたエキゾーストノートで付属の消音バッフルによって音量調節ができます。
参考価格:¥92,565(税込)
SCORPION(スコーピオン)
スコーピオンは1992年にイギリスで設立されたエキゾーストメーカー。
豊富なエキゾーストシリーズはレースにも採用されており、WSBKやスーパーモトレースなどオンロードだけでなく、オフロードレースでもマフラーが使われています。
◆RP-1 GP スリップオンマフラー
かなり攻撃的な見た目のスコーピオン社製「RP-1 GPマフラー」。
グロスカーボンとチタンから選ぶことができるの真円サイレンサーにスラッシュカットのサイレンサーエンド、中をのぞくとサソリの毒をイメージしているレッドリングが入っているのも特徴です。赤のロゴも非常に映えています。
RP-1 GPシリーズのコンセプトは、MotoGPのようなサイレンサーデザインとレースでも耐えうる圧倒的なパフォーマンスアップとなっており、各シリーズの中でも最もパワーアップを実現できる商品となっています。
ハイパフォーマンスを求める方に非常におすすめできるマフラーです。
サウンドはかなり爆音なので注意してください。笑
参考価格:¥68,853(税込)
OVER Racing:オーヴァーレーシング
三重県鈴鹿市にあるバイクカスタムパーツ製造販売をしているメーカー。
マフラーだけでなく、フレーム、スイングアーム、バックステップ、ホイールなど幅広いバイクパーツを手掛けています。
◆TT-Formula RS チタン スリップオンマフラー
多角形でごつめのサイレンサーに美しい焼き色が施されたサイレンサーエンドと非常に目を引くデザインです。
JMCAには認可されておらず、レース専用マフラーとなってますが、サウンドは控えめなので爆音が苦手な方にはおすすめです。
音量は近接で94.4dbとなっています。
まとめ
日本国内モデルの無い海外向けバイクということもあり、日本製マフラーよりも海外製マフラーのラインナップが非常に充実しています。
そのため、日本の排ガス規制や騒音規制に対応したJMCA認可マフラーは少ないのですが、迫力ある爆音サウンドが好きな方にはいいかもしれません。
今回紹介したマフラーはどれも高品質高パフォーマンスのマフラーばかりでどれもおすすめですが、これ以外にも多くのマフラーがありますので、マフラー選びの参考になれば幸いです。