バイク漫画バリバリ伝説に登場するバイクを一覧で紹介!!

1983年から1991年まで連載された「しげの秀一」によるバイク漫画の名作、「バリバリ伝説」。

私が生まれる前の作品ですが、親が全巻揃えており、何度も読み返しました。今は全巻親から引き継いで定期的に読み返していますが、何度見てもおもしろい漫画ですよね。特に秀吉が亡くなるまでの話がすごく好きです。

そんな「バリバリ伝説」ですが、作中にはもちろん実在している名車の数々が登場します。

今回はそのバリバリ伝説に登場する名車の数々を紹介いたします!

巨摩 郡(こま ぐん)の愛車

この漫画の主人公である巨摩 郡。

身長187cm、体重75kg。鋭い目つきでライディングスタイルは無理やりバイクをねじ伏せる豪快な走り。

・ホンダ CB750F

出典:instagram(@masanori2250)

作中での最初の愛車で愛称は「しび子ちゃん」

1979年にホンダから発売された国内オートバイの中でもフラッグシップ的な存在となり、当時で月2000台以上を売り上げる大人気バイクなっています。北米仕様では9,000rpmで75馬力を誇り、日本仕様のモデルでは9,000rpmで68馬力となっています。白バイとしても採用され、運用されていました。

現在でも人気の旧車であり、中古車でも当時の価格55万円を大幅に上回る90万円前後が乗り出し価格となっています。

・ホンダ NS400R

出典:instagram(@yasu_aso)

秀吉が峠で事故に巻き込まれた際に盗まれたCB750Fの後継として郡の愛車となった車両。

フルカウルのレーサーレプリカモデルで水冷2ストロークのV型3気筒エンジンを搭載し、2年連続で現在でいうmotogpであるロードレース世界選手権500㏄クラスのメーカーチャンピオンバイクであるNS500の技術を取り入れられ作られたバイクです。

最高出力は8,500rpmで59となっています。

・ホンダ RS250R

出典:instagram(@motosoldschool)

郡が全日本ロードレース選手権の250ccクラスに参戦する際にイチノセレーシングチームで乗っていたマシン。

市販のレーシングバイクであり、2ストローク249cc V型2気筒エンジンを搭載している。レーサーレプリカの名車であるNSR250が後継となっています。

・スズキ GSX-R400

ホンダに乗ることが多い郡としては珍しいスズキの車両。作中では鈴鹿4時間耐久ロードレースで高校生ライダーチームとしてGSX-R400で参戦し、秀吉とともに見事優勝を飾りました。

1984年に発売が開始された4ストローク直列4気筒エンジンを搭載するバイクで、当時では400cc最大馬力となる59馬力を誇り、車重も152kgと当時ではかなりの軽量車両となりました。

・ホンダ NSR500

NSR500・エディーローソン車両

オートバイロードレース世界選手権で郡に与えられた車両。作中では型落ちのNSR500に乗っていました。

2ストローク500ccエンジンを搭載し、初代で140馬力、最終的には200馬力を超えるまでのモンスターマシンとなりました。フレディ・スペンサーやワイン・ガードナー、エディ・ローソン、マイケル・ドゥーハン、バレンティーノ・ロッシ、加藤大治郎といった歴史に名を残すレジェンドレーサーが活躍した車両でもあります。

聖 秀吉(ひじり ひでよし)の愛車

郡のライバルであり、峠では一度も郡に抜かれることはなかった。バリバリの大阪人で自称「裏六甲のウンチーニ」。郡のライディングスタイルとは対照的に無駄のない正確なライディング。郡と峠を走行中、事故で死亡。

・スズキ GSX750Sカタナ

秀吉が作中で最後まで乗っていた愛車。峠で事故を起こした後も修理すれば乗れるほどの状態であったが、郡は秀吉以外の誰が乗るべきでも無いと考え燃やしてしまう。

数ある刀シリーズの中で、1982年に発売された国内向けのモデル空冷直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力は69PS/8,500rpmを誇った。現在においても非常に人気の高い名車。

一ノ瀬 美由紀(いちのせ みゆき)の愛車

郡の同級生で父親がイチノセレーシングクラブのオーナーであり、郡をレースの世界へ引き込んだ。ボーイッシュな女の子でライディングテクニックも相当高く、保安部品の付いていないレース車両で行動を走行するなど破天荒な部分も。

・ホンダ VT250F

出典:instagram(@masa__sexy.vt.no.1)

峠で郡のCB750Fと秀吉のGSX750Sカタナと張るくらいの速さを見せていた美由紀の愛車。

水冷4ストローク4バルブDOHCV型2気筒エンジンを搭載するハーフカウルのロードスポーツモデルであり、最高出力は35ps/11,000rpm。

沖田 比呂(おきた ひろ)の愛車

郡の親友であり、同級生であり、バイク仲間でもある。びしっと決めたリーセントが特徴。

・カワサキ Z400GP

出典:instagram(@oz.dolosy)

比呂の愛車であるZ400GPはZ400FXの後継となったモデルで、空冷4ストロークDOHC2バルブ 直列4気筒のエンジンを搭載し、最高出力は48ps/10500rpm。再度カバーのエンブレムには「GPz400」と記載されていますが、GPZ400はこの後に発売された別モデルの名称でややこしくなっています。笑

「GPz400」のようにzが小文字表記の場合は空冷、Zと大文字の場合は水冷モデルのバイクを表しているようです。

まとめ

いかがだったでしょうか、主要なキャラクターが乗っている車両は以上ですが、作中には他にもたくさんのバイクが登場します。

峠からドラッグレース、耐久ロードレース、世界GPと様々なシチュエーションでのバトルもたくさんあり、バイク好きにはたまらない漫画ですよね!

見たことが無い方は、是非見てみてください!!

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