林道を駆け抜けろ!おすすめ50cc原付オフロードバイク6車種!
2020/4/24
バイク

ブロックタイヤで林道や未舗装道路なども走ることができるオフロードバイク。最近ではオンロードタイヤで舗装・未舗装のどちらも走りやすいスーパーモタードや、アドベンチャーモデルも人気が高まってきています。中排気量から大型排気量に多いオフロードですが、最も排気量が小さい50ccにもオフロードバイクは存在します。
原付オフロードは車体も小さく、車重も軽いので、車に乗せて遠くにも搬送できたりと、実は結構遊べるバイクでもあるんです!
今回はそんな原付オフロードバイクを紹介します。
燃料タンク容量:8.5リットル
全長・全高・全幅:1905mm × 1100mm × 775mm
車体重量(装備重量): 87kg
TDR50(ヤマハ)

1988年に発売が開始された50ccオフロード「TDR50」。TDRとは「Twin Dirt Racer」(ツインダートレーサー)の頭文字です。いまキャンプツーリングで人気が高まっているアドベンチャーバイクの原付版といった感じじです。エンジンには先に紹介したDT50の水冷2サイクル単気筒エンジンを低中速向けにセッティングされたものが使用され、前後ディスクブレーキを装備、原付の自主規制最高値である7.2馬力を発揮します。
エンジン:水冷2ストピストンリードバルブ単気筒
最高出力:7.2ps(5.0 kw)/10000rpm
最大トルク:0.58kg・m(5.7N・m)/8000rpm
燃料消費率: 80.0 km/L ( 30 km/h走行時)
燃料タンク容量:8リットル
全長・全高・全幅: 1695mm × 1045mm × 720mm
車体重量(乾燥重量): 80kg
TS50ハスラー(スズキ)

1971年に発売されたスズキの原付オフロードTS50ハスラー。初期モデルでは空冷の2ストロークエンジンを搭載していましたが、1983年のモデルチェンジで水冷式となっています。それと同時に5段ミッションから6段ミッションへと切り替わっています。また、1983年モデルからは前輪21インチ/後輪18インチとタイヤ径も大きくなりフルサイズオフロードとなりました。
1995年式スペック
エンジン:水冷2ストローク単気筒
最高出力: 7.2ps(5.3kw)/7200rpm
最大トルク: 0.72kg・m(7.1N・m)/7000rpm
燃料消費率: 79.2 km/L ( 30 km/h走行時)
燃料タンク容量:7リットル
全長・全高・全幅: 2045mm × 1125mm × 810mm
車体重量(乾燥重量): 85kg
KSR-1(カワサキ)

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載したカワサキの国内における最後の原付バイクです。オフロードタイプの見た目ながらもオンロードに重点をおいたつくりで、現在でいうモタードバイクようなモデルになっています。最高出力は7.2ps(5.3kw)/8000rpmを発揮し、性能は非常に高く評価も高いです。排気量別のシリーズを合わせると1987年から2001年まで2ストロークモデルが発売され、4ストロークモデルのKSR110及びKSR PROを合わせると2014年までの30年近いロングセラーモデルとなっています。
2000年式スペック
エンジン:水冷2ストローク単気筒
最高出力: 7.2ps(5.3kw)/8000rpm
最大トルク: 0.65kg・m(6.4N・m)/7000rpm
燃料消費率: 71.0 km/L ( 30 km/h走行時)
燃料タンク容量:8リットル
全長・全高・全幅: 1660mm × 960mm × 720mm
車体重量(乾燥重量): 87kg
まとめ
50cc原付オフロードバイクを6台紹介しました。
ハイパワーで大きい車格のフルサイズオフロードに乗りたいのであれば、どうしても1980年代~1990年代あたりの旧車になってしまいます。排ガス規制により、2ストモデルは今後発売されることはないと思われるので、乗るのであればまだ中古市場に出回っている今のうちだと思います!
4ストロークモデルであるXR50もパワーはないものの、小型軽量で扱いやすく非常に遊べるバイクなのでおすすめですよ。