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希少な原付2ストオフロードMTX50/Rってどんなバイク?スペックや走行性能

投稿日:2020年3月12日 更新日:

ホンダが1980年代に発売した2サイクルエンジンを搭載したMTX50。

50ccながらも大径ホイールにプロリンクサスペンションを備え、本格的なオフロード走行が楽しめる希少なバイクです!

今となっては2ストエンジンすらめずらしく原付でここまでのサイズが発売されることはほぼないでしょう。

今回はそんな本格オフロード原付バイクMTX50を紹介します。

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MTX50/Rとはどんなバイク?

◆MTX50(型式AD04)

MTX50(型式AD04)は1982年にホンダから発売されたバイクで、先代モデルとなるMT50からのフルモデルチェンジとして発売されました。

先代モデル MT50

先代のMT50は当時主流であったツインサスモデルでしたが、MTX50はプロリンクサスペンションを採用しています。

プロリンクサスペンションとは現在の多くのバイクに採用されているモノサスと同じで、スイングアームからリアフレームに1本のサスペンションを備えたものです。

ツインサスはストローク幅が小さくオフロード走行などを行うとサスペンションが縮み切って衝撃を吸収できないことがあります。それに対しプロリンクサスはストローク幅が非常に大きいためにオフロード走行には必須なサスペンションのシステムなんです。

さらにフロントタイヤが21インチ、リアタイヤが18インチと原付では考えられないくらいの大径のタイヤというのもオフロード走行がしやすい理由のひとつです。

MTX50(型式AD04) 

MTX50の全長・全高・全幅は2060mm × 1145mm × 810mmと非常に大きくホンダの競技用モトクロッサーであるCRF150Rとほぼ同じ車格で、見た目はとても原付には見えません。

空冷2サイクルエンジンを搭載し、最高出力は6.5ps(5kw)/7500rpm、最大トルクは0.64kg・m(6.3N・m)/7000rpmを発揮します。

 

・MTX50(型式AD04)のスペック

メーカー ホンダ エンジンタイプ 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒
モデル名 MTX50 エンジン始動方式 キック
タイプ・グレード 最高出力 6.5ps(5kw)/7500rpm
動力方式 最大トルク 0.64kg・m(6.3N・m)/7000rpm
型式 AD04 車体重量(乾燥重量) 89kg
排気量 49cc 車体重量(装備重量)
発売開始年 1982年 パワーウエイトレシオ
燃料消費率 68km/L(30㎞/h) 全長・全高・全幅 2060mm × 1145mm × 810mm
燃料タンク容量 9.5 シート高
航続可能距離 フロントタイヤサイズ 2.50-21 4PR
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 3.00-18 4PR

 

MTX50R(型式AD06)

MTX50R(型式AD06)

MTX50を紹介しましたが、1983年にモデルチェンジして発売されたのがMTX50R(型式AD06)です。

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エンジンが空冷から水冷となり、冷却性能がアップしているほか、ホンダトルク増幅共鳴管のHERPが装着され、中低速でのトルク特性が大幅にアップされ、トランスミッションが6段から5段に変更されています。

最高出力が6.2ps/8,500rpmとなり、初代モデルであるMTX50(型式AD04)の6.5ps/7,500rpmから馬力と回転数が落ちていますが、トルクは0.64kg-m/7,000rpmから0.69kg-m/7,500rpmにアップしているので低中速でのオフロードでの走行性能としてはMTX50R(型式AD06)のほうが上回っていると言えるでしょう。

・MTX50R(型式AD06)のスペック

メーカー ホンダ エンジンタイプ 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒
モデル名 MTX50R エンジン始動方式 キック
タイプ・グレード 最高出力 6.2ps/8,500rpm
動力方式 最大トルク 0.69kg-m/7,500rpm
型式 AD06 車体重量(乾燥重量) 87kg
排気量 49cc 車体重量(装備重量)
発売開始年 1983年 パワーウエイトレシオ
燃料消費率 65km/L(30㎞/h) 全長・全高・全幅 2070mm × 1130mm × 805mm
燃料タンク容量 8.0 シート高
航続可能距離 フロントタイヤサイズ 2.75-21-4PR
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 3.00-18 4PR

 

◆MTX50R(型式名A-AD06)

MTX50R(型式名A-AD06)

MTX50シリーズの最終モデルとして1985年に発売されたものがMTX50R(型式名A-AD06)です。

前モデルは初代モデルから馬力が落ちていましたが、このMTX50R(型式名A-AD06)は原付の自主規制最高値である7.2馬力を発揮し、トランスミッションも6段に戻されました。

しかし、最大トルクについては初代モデルよりは若干高いものの前モデルよりは低い0.65kg-m/7,500rpmとなっています。

・MTX50R(型式名A-AD06)のスぺック

メーカー ホンダ エンジンタイプ 水冷2サイクルピストンリードバルブ単気筒
モデル名 MTX50R エンジン始動方式 キック
タイプ・グレード 最高出力 7.2ps/8,500rpm
動力方式 最大トルク 0.65kg-m/7,500rpm
型式 A-AD06 車体重量(乾燥重量) 87kg
排気量 49cc 車体重量(装備重量)
発売開始年 1985年 パワーウエイトレシオ
燃料消費率 70km/L(30㎞/h) 全長・全高・全幅 2095mm × 1130mm × 805mm
燃料タンク容量 8.0 シート高
航続可能距離 フロントタイヤサイズ 2.75-21-4PR
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 3.00-18 4PR

 

MTX50/Rの走行性能

MTX50は上記でも説明したようにプロリンクサスペンションや大径ホイールなどによって、原付ながらも非常に高いオフロード走行性能を誇ります。

パワーやトルクも原付としては高い性能を誇り、本格的な山道でも非常に楽しめるバイクだと思います。

原付なのでエンジンが小さく、他のオフロードバイクよりも軽いため、斜面に落ちても持ち上げられるのも良い点です。笑

 

まとめ

今では珍しくなった2ストロークバイクであり、原付というおもしろさを持ったMTX50。

トルク重視でいきたいのであればMTX50R(型式AD06)、馬力重視であればMTX50R(型式名A-AD06)がおすすめです。

車体数も非常に少なく、かなり古いバイクなので手に入ってもレストアが必要にだったり、純正パーツやカスタムパーツも少なく、何かと手がかかる可能性もありますが、山に持って行って遊ぶにはもってこいの面白いバイクだと思います。

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