バイクのエンジンがかからない!?そんなときの対処法と原因まとめ

いざバイクにまたがって、ツーリングに出発しようしとしたもののバイクのエンジンがかからない!

この記事を今読んでいるということは、まさに今そのような危機的状況になっているのだと思います!

実は僕もエンジンがかからなくて、焦った覚えが何度かあります(^^;)

しかも毎回原因が違うという。。。笑

今回はそんなエンジンがかからない原因を症状別にまとめてみました!

◇セルモーターが回らない、弱い場合

①バッテリー上がり

もし、キーを回して電気系統が一切点灯しなかったり、セルの回りが弱かったりする場合、バッテリー上がりが原因かもしれません!

バッテリーを長い間交換していない場合は、バッテリー自体の寿命がきている場合があります。

その場合は新しいバッテリーに交換するしかありません。

しばらくエンジンをかけてなかった場合、バッテリーが弱っているだけかもしれません。

バッテリーが弱っている場合は充電するなどして、復活することができます。

専用の充電器で充電することでバッテリーを復活させることができます。


SUPER NATTO スーパーナット/全自動12Vバイクバッテリー充電器
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また、エンジンさえかけることができれば、バイクが充電してくれるので押し掛けという方法でバイクのエンジンをかけれるかもしれません。

押し掛けはギアを2速に入れてクラッチを握ったままバイクを押して、一気にクラッチをつないでエンジンをかける方法です。

エンジンがかかれば、バッテリーは徐々に充電されるので復活することができます。

エンジンがかかれば数時間は充電のため、エンジンを切らないでくださいね!

スクーターなど、押し掛けがどうしてもできない場合はブースターケーブルを使って、他のバイクに救援してもらう方法もあります。


DAYTONA デイトナ/オートバイ専用ブースターケーブル
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②キルスイッチが切れている

僕が1度エンジンがかからなかった理由がこれです。

パニックになっていると意外と見逃しやすい原因のひとつです。

このスイッチは燃料や電源を遮断してエンジンを停止させる装置です。

125cc以上のバイクは特に注意です!

いつのまにか切るほうのスイッチに入っている場合があります。

このキルスイッチが×の方になっているとエンジンがかからないのでご注意ください!

③サイドスタンドが下りている

これも僕がアドレスV125に乗っているときにやらかした原因のひとつです。

サイドスタンドを上げないとセンサーによってエンジンがかからないバイクが増えています。

サイドスタンドは上げてからエンジンをかけてみましょう。

このセンサーが故障していて、エンジンがかからなくなっている場合もあります。

④ニュートラルに入っていない

バイクによってはニュートラルに入っていないとセルが回らない車種があります。

僕が乗っているGSX-Rもニュートラルに入っていないとセルは回りません。

ギアが1速に入っている場合もあるため、ニュートラルギアにちゃんと入っているか確認しましょう!

⑤クラッチレバーを握っていない

クラッチレバーを握っていないとエンジンがかからない車種もあります。

他の原因がすべて当てはまらない場合でクラッチを握らないとエンジンがかからない車種の場合はここのセンサーの故障による可能性もあるので注意です!

⑥その他の原因

すぐに解決できるような原因は上記のようなものですが、他に原因がある可能性もあります。

例えば

・セルモーターの故障

・配線の断線

・ヒューズの飛び

・スタータースイッチの故障

などなど、いずれにしてもすぐに直すことができないので、修理が必要です。。

◇セルモーターが回る場合

①ガソリンが入っていない

バイクにまたがって、バイクを揺らしてみてください。

チャプチャプと音はしていますか?

音がしない場合は燃料切れの可能性があります。

リザーブがある場合はリザーブタンクを使用しましょう。

リザーブが無い場合やリザーブに入っていて、使い切っていた場合は給油しかありません。

ガソリンスタンドまで押していくか、友人に頼む、家であれば車で買いにいきましょう。

ガソリンは専用の携行缶が無ければ入れてもらえませんが、事情を説明すると携行缶を貸してくれるガソリンスタンドがほとんどなので一度相談してみましょう!!

②ガソリンコックがOFF

キャブ車などのガソリンコックがあるバイクはしっかりONになっているか確認しましょう。

普通はOFFになっていることなんてありえないんですが、いたずらでオフになっているなんてこともあり得ます。

一度確認しておいてください。

③ガソリンをしばらく使っていない

バイクに長期間乗っていないとガソリン自体が劣化しているかもしれません。

燃焼しにくくなっているおそれがあるので、新しいガソリンに交換することをおすすめします。

その場合は、決して新しいガソリンを継ぎ足さないようにしましょうね。

④プラグコードが抜けている

たまにあるのがこの原因。

プラグコードが抜けていたり、しっかりはまっていなかったりする場合です。

特にプラグを交換したり、洗浄したりした後は注意しましょう。

⑤プラグが原因の場合

プラグが湿っていたり、極端に汚れているとエンジンがかからない場合があります。

混合気の比率があっていない場合や、チョークを引いたままエンジンをふかしたりするとプラグが汚れてうまく火花がでなくなります。

プラグが濡れていればライターなどで先端をあぶってあげる。

汚れていれば、ウエスやプラグクリーナーなどで洗浄してあげることが必要です。

⑥混合気があっていない

最近のフューエルインジェクション車はほとんどこの原因であることはありませんが、昔のキャブレターを使ったバイクでは可能性が高まります。

キャブレターのセッティングがあっていなかったり、汚れていて詰まりを起こしている等の原因が考えられます。

まとめ

原因は見つかりましたでしょうか??

他にも様々な原因が考えられますがすぐに確認できる原因はこれくらいでしょうか。

以上のことを確認してみても問題が解決できない場合は、バイク屋さんに見てもらったほうが良いかもしれません。

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