昨今、日本や欧州を中心に流行している古いバイクの見た目に最新機能を兼ね備えた新しいバイクのジャンル、ネオレトロ(ネオクラシック)。
そんなネオレトロタイプのヤマハ人気車種がXSRシリーズですね!
XSRには700ccと900ccモデルがありますが、並列3気筒エンジンを搭載する900ccモデルに対してXSR700並列2気筒のパラレルツインエンジンを搭載しており、2気筒らしい鼓動感が好きな方にはたまらないバイクです!
昔のバイクは単気筒や2気筒が多いイメージなので、見た目も乗り味もレトロな感じが好きな方にはXSR700の方が人気なのかなと思います。
今回はそんな『XSR700』の人気おすすめマフラーと排気音をまとめたので紹介します!
※年式に関係なく紹介しているので、あくまでもマフラー選びの参考として見ていただければ幸いです。
SC-PROJECT(SCプロジェクト)
MotoGP、Moto2、Moto3、WSBKなどの世界的な二輪レースにおいて絶大的な人気と成果を収めているエキゾーストメーカー。
ホンダのRC213Vにも採用され、MotoGPチャンピオンに輝き、レースでも実績を残しています。
◆S1サイレンサー&フルエキゾーストシステム 2-1
S1サイレンサーと2-1ステンレス製エキゾーストパイプのフルエキゾーストシステム。
スラッシュカットのダウンマフラーで、サイレンサーエンドはカーボン製となっています。モトGPなどの世界最高峰のレースで培った技術が導入されており、さらなるトルクとパワーの向上はもちろん、エンジン熱の低下やハンドリングの向上も期待できます。
大幅な軽量化にもなり、サウンドは結構大きめですが、付属の消音バッフルで音量調節も可能です。
参考価格:¥132,770(税込)
◆ コニック 70s サイレンサー&フルエキゾーストシステム 2-1
ショート管のような見た目の70sコニカル(テーパー)シェイプサイレンサーフルエキゾーストシステム。
非常に短い垂直カットされたサイレンサーに排気口にはメッシュのような網が付いているのが特徴的です。サウンドはSCの中でも低音が効いており2気筒特有の鼓動感も強く心地の良いエキゾーストノートです。
フルエキゾーストキットにはSC-PROJECT製キャタライザー、消音バッフル、純正ラムダセンサー取り付け用ハウジングなども付属しています。
参考価格:¥158,015(税込)
TERMIGNONI (テルミニョーニ)
MotoGPやWSBKなど世界最高峰のレースシーンでも活躍しているサイレンサーブランドで、極薄パイプで驚異的な軽さと優れた排気効率、そして実用的なパワー特性をも兼ね備えた高パフォーマンスかつ高品質なマフラーを揃えています。
◆2×1フルエキゾースト チタンサイレンサー カーボンエンドキャップ
ステンレス製のエキゾーストパイプにチタン製ショートサイレンサー、そしてカーボン製のテーパーエンドにTERMIGNONIの少しポップなロゴが特徴的なダウンマフラーです。
サイレンサー部分はカーボンとチタンの2種類がラインナップされています。
サウンドは日本製と比較すると大きいですが海外製サイレンサーの中では控えめの加速騒音値90dBで、切れの良いエキゾーストノートとなっています。
参考価格:¥100,196(税込)
SP忠男
かわいらしい目のマークで有名な国産ブランドSP忠男。
マフラー1つで大きくバイクの特性を変えられることから30年間に渡り性能創りにこだわって常にトップクラスの人気を集めているメーカーです。
◆POWERBOX FULL“SS”
SP忠男を代表するマフラー「パワーボックス」。XSR700用のパワーボックスはダウンマフラーからのスラッシュカットのサイレンサーエンドが横に突き出る形状で見た目のインパクトも大きくカスタム性能は抜群です!
ショートにまとめた形状でマスの集中化も図られていて見た目だけでなく、性能面も良く考えられています。エキゾーストパイプからサイレンサーまで軽量のステンレスで製作され、大幅な軽量化も実現し、パワーバンドはワイドに設定されロングツーリングも楽にこなせます。
車検対応マフラーなので音量は控えめですがサウンドはビッグツインの心地よい鼓動を引き出し、近接で94dB、加速時で80dBとなっています。
参考価格129,800(税別)
動画はMT-07ですがXSR700とはエンジンやフレームを共有しているので参考にしてください。
r’s gear(アールズギア)
1998年に三重県亀山市で創業された比較的新しいバイクパーツ、マフラーメーカー。
全ての製品が車検対応となっており、豊富なサイレンサー形状とデザインから選択することが可能。
◆ワイバンリアルスペック シングルタイプマフラー
差し込み側は真円でエンド側に近づくにつれて異形ひし型へと断面形状が変わっていくサイレンサーが特徴的なワイバンリアルスペック。
エキゾーストパイプからサイレンサーまで全てにおいてチタン材を使用し、エキゾーストパイプには美しい焼き色が施され、大幅な軽量化とパフォーマンスの向上を実現しています。
出力特性は全回転域でパワーアップし、低回転ではツイン特有の鼓動感が感じられ、非常に心地の良いエキゾーストノートです。
サイレンサーはチタンポリッシュとチタンドラッグブルーの2種類から選択できます。
参考価格:¥175,560~(税込)
MIVV(ミヴ)
20年以上にわたって、オートバイ向けマフラーを開発販売しており、個性的なスタイルとデザインで人気を集めています。MotoGPなどの世界的なレースでも活躍しており、性能には信頼のおけるメーカーです。
◆GHIBLI BLACK フルエキゾーストマフラー
XSR700用マフラーには数少ないハイポジションのサイレンサー『GHIBLI BLACK』。
奇抜なデザインながらもネオレトロなXSR700にも非常にマッチするスタイルとなっており、サウンドは抜けが良く迫力のあるエキゾーストノートとなっています。
ミヴ社のマフラーはMoto3などでも活躍しており、性能などでの信頼性はあるんですが、ボルト位置などが若干ずれていたりもするので多少の加工が必要になる場合があるのでご注意ください。
参考価格:¥119,705(税込)
BEET(ビート)
1982年に大阪で設立されたバイクパーツメーカー。
川崎重工業との共同開発でレーシングマフラーを開発したり、ASIA600でシリーズチャンピオン獲得するなどレース実績も高いメーカーです。
◆NASSERT Evolution TypeII
車検に対応するBEET社NASSERT Evolution TypeII。日本製らしい細部まで拘り抜かれた設計で非常に高品質なフルエキゾーストマフラーです。
エキゾーストパイプはチタン製で美しい焼き色が施されたヒートフィニッシュ仕様。サイレンサー部はクリアチタン・ブルーチタン・メタルブラックの3種類から選択することができますが、特にブルーチタンは上画像の通り、サイレンサー全体がブルーに輝くBEET特有の美しい仕上がりとなっています。
特製としてはトルクに強弱がなく、全回転域においてフラットでスムーズな加速感を実現しているので、ロングツーリングなどには非常に良いと思います。
サウンドは2気筒独特のエキゾーストノートで近接排気音88dBとなっています。
参考価格:¥193,325(税込)
まとめ
XSRはネオレトロという新しいジャンルですが、スポーティーにカスタムしたり、レトロに寄せたりと、様々なスタイルにカスタムできる面白いバイクだと思います。
日本国内、海外と共に人気も高くカスタムパーツも多くラインナップされているので、どのようにカスタムするのか非常に悩ましいところだと思いますが、自分のカスタムに合ったマフラーが見つかれば幸いです。
今回紹介したマフラーはXSR700用マフラーの中でもほんの一部ですが、どのマフラーも高パフォーマンスでおすすめですので是非参考にしてください!