スニーカーを履いて歩いている時にふと足元を見てみるとベロ(シュータン)がずれて何ともダサい見た目になっているという経験はありませんか?
僕はスニーカーが好きなので年中スニーカーを好んで履いているんですが、種類によってベロがすごくずれやすいものがあるんですよね。
ベロがずれると足の感覚も気持ち悪いし、フィット感も無くなって履き心地も悪いし、見た目も悪いし良いことないんです。
今回はそんなベロがずれてしまう原因と対処法を紹介いたします。
スニーカーのベロがずれる原因
歩き方が悪い
スニーカーのベロがずれる原因のひとつとして考えられるのが歩き方です。
ベロはばっちり固定されているものではないので力が変に加わればベロも少しずつずれてしまうことになり、徐々に型が付いてしまうと元の位置に戻すことも難しくなってしまいます。
僕もスニーカーのベロが必ず外側にずれていってしまうという状態がずっと続いていたのですが、それは足裏にかかる体重移動がまっすぐではなかったために起こっているようでした。
歩行はかかとから地面に付き、徐々につま先に体重移動を行うことによってできますが、この足裏の体重移動が外側や内側にずれていることでスニーカーのベロも左右どちらかにずれていってるようです。
とはいえ歩き方は簡単に変えることはできないので、少し意識して歩くくらいでしかこれを改善するのは難しいですね。
シューレースホールの通し忘れ
シューレースホールは色々な呼び方があるのですがベロについている靴紐を通す穴のことです。
シューレースホールに靴紐を通しておけば靴紐に支えられてベロがずれにくくなります。
靴紐を通すときに通し忘れていると非常にベロがずれやすくなるので注意しましょう。
とはいえ、このシューレースホールに紐を通しても完全にベロが固定されているわけではないので、ずれる時はずれます。笑
ベロの生地が薄い!
おそらくベロがずれる原因で最も多いのがこれじゃないかと思います。
普段色々なスニーカーを履きますがベロが非常にずれやすいのがコンバースのオールスターなど。
ベロが1枚の生地のタイプで特にベロが長いハイカットモデルが非常にずれやすい!笑
最新のモデルなどではベロにも低反発素材のメモリーフォームが内蔵されてるとかでフィット感が増してずれにくくなったりもしてるようですが。
明らかに肉厚のベロのものよりかは薄いものの方がずれやすい傾向にあると思います。
スニーカーのベロがずれる時の対処法
ナイキのエアマックスなど、ベロがシューズ内である程度固定されているものなどもあります。
そこで考えたベロをずれにくくする対処法としては、やっぱりベロを固定するのが手っ取り早いと考えました。
シューレースホールに巻き付けるように靴紐を通す方法
ベロを固定する方法として最も簡単なのがシューレースホールに靴紐を巻き付けるというやり方。
どういうことなのかというと、普通シューレースホールには靴紐を通過させるように通すところを通した靴紐をもう1度通し、1回転巻き付けるようにします。
普通なら下写真のように通すところを
下の写真のようにⅠ周巻きつけるようにして靴紐を通します。
こうすることで普通に靴紐を通すよりも固定されるため、左右にベロがずれにくくすることができます。
ベロを縫い付ける方法
これはかなり直接的な方法ですが、ベロをスニーカーに縫い付けてしまう方法です。
できるだけ目立たない場所に目立たない色でベロを縫い付けて固定してしまいます。
反対に目立つ色でも縫い方や縫う場所によってはデザインのようにすることもできるので挑戦してみてください。
カシメで固定する方法
カシメとはレザークラフトなどでも使わるピンで留めるようなもの。
これを靴紐の穴に通して、ベロと一緒に固定します。
カシメ留めしてしまうと靴紐は通せなくなってしまうので使用していない一番上の穴を使用しましょう。
カシメには色々なカラーがあるのでワンポイントにもなりますが、スポーティーなスニーカーには向かないかもしれません。
やり方としてはベロの位置を決めて上図の黄丸のとこからペンなどでマークを付けて、ベロにポンチなどで穴を開けます。
そしてカシメを靴紐穴とベロに開けた穴に通して、かしめて完成です。
ポンチやカシメ専用のペンチなどが一緒になったセットなども販売されているので是非試してみてください。
まとめ
スニーカーのベロがずれる原因としては歩き方、シューレースホールの通し忘れ、ベロの生地の薄さなどが考えられる。
対処方法としては、靴紐の通し方でシューレースホールを固定する方法、ベロを縫い付けてしまう方法、カシメでベロを固定する方法などがある。
現在のスニーカーはベロがずれにくくなるように考えて設計されているので、昔のスニーカーよりもずれにくくなっているように感じます。
それでも絶対にずれないということもないですし、気になるときは本当に鬱陶しいくらい気になったりもするので、そんなときにこの記事が役に立てれば幸いです!