暖かくなり、ようやくツーリングシーズンという感じになってきましたね!
短距離ツーリングから長距離ツーリングまで楽しみ方はそれぞれだと思います。
私はバイクに大量の荷物を積み込んでキャンプツーリングをよくします。
といっても乗っているバイクはGSX-R1000のK9でサーキット走行にも使用しているSSバイクです。
ツーリング先などでたまにシートバッグの固定方法を聞かれることがありますので
私が行っている取り付け方法を紹介しようと思います。
YZF-R1でも同じ方法で取り付けできましたのでSS系バイク全般に使用できるかと思います。
今回の使用車両は、GSX-R1000(2009年式:K9)
使用バッグは、タナックスMOTO FIZZ CAMPING SEAT BAG 2
完成イメージ
完成はこのような感じでタンデムシートから4点の固定ベルトを取り出し、タンデムシート上で固定します。
少し頼りなく感じるかもしれませんが、このバッグの最大容量の75リットルまで引き伸ばし、
荷物はぱんぱん状態、さらにバッグ上にも荷物を固定した状態で峠及び高速道路を走行しても不安定さを感じることはありませんでした。
タンデムシート内取り付け方法
タンデムシート内はこのようになっています。
4本ある取り付けベルトを2本ずつ繋ぎ合わせてクロスにしてあります。
ベルトはシート内の金具に潜り込ませていますが、2本を繋ぎ合わせてからですとテール側の金具下に通すことができないので、まず、テール側にベルトを通します。
このようになりました。
この状態のままベルトを繋ぎ合わします。
最後に前方のベルトを金具下に潜り込ませて、タンデムシートを取り付ければ完成です。
ベルトの繋ぎ合わせ方
ベルトの繋ぎ方を説明いたします。
左のベルトがまだ金具下を通していないベルト①
右のベルトがすでにテール側の金具下を通しているベルト②とします。
1、①ベルトの輪っかの中に②ベルトの輪っかを通します。
2、①ベルトの先側を②ベルトの輪っかの中に通します。
3、最後まできつく締めこんでください。(緩いとバッグの固定も緩みます。)
この状態まで締めこみましょう!
4、①ベルト先側を対角線上(クロスにするため)の前方金具下に通せば完成です。
まとめ
今回は、GSX-R1000(2009年式:K9)にタナックスMOTO FIZZ CAMPING SEAT BAG 2を取り付けました。
他の車両やバッグでも同じような方法で取り付けできるかと思いますので試してみてください。
バッグを取り付けたあとは4つのベルトを力いっぱい締めこむようにしましょう。
バッグの位置取りを決めてから締めこむようにしてください。
別の方法としましてはタンデムステップとナンバープレートのステーに4本のベルトを固定し、バッグを取り付けることもできます。
しかし、外装のカウルにベルトが擦れるため、傷の原因にもなりますのでおすすめはしません。
当たり前のことかもしれませんが、シングルシートカウルでのバッグ取り付けは、カウルの破損おそれ、バッグの安定不良のためできません。
また、SSバイクは尻上がりの形状のためなのか分かりませんがバッグの重心が前方に偏るため、バックパックの使用はできませんでした。
(小さいものなら背負うことができると思います。)
私の場合は、シートバッグの上にバックパックを固定しています。
KOMINEのSA-208ウォータープルーフライディングバッグを使用していますが背負いベルトの金具がワンタッチで外せるため、その金具をシートバッグの金具に付け替えるとロープやゴムで縛ることなく固定することができました。
タンクバッグやシートバッグだけでは足りない時におすすめです。
それでは、最高のバイクライフを楽しみましょう!!