絶妙な苦みが美味しい「ししとう」!
なかでも天ぷらなんかは最高ですよね!
僕も大好きな野菜のひとつなんですが、たまに混ざるのが超絶辛い激辛ししとう。。
一度激辛ししとうを食べてしまうとなかなか口の中の辛味がおさまらず大変ですよね。
今回はそんな辛いししとうの見分け方や辛いししとうの対処法、調理方法を紹介します!
辛いししとうの見分け方!
口の中で後を引く激辛ししとう。
そもそもどうしてこんなに辛いのでしょうか?
そもそも「ししとう」は「獅子唐辛子」といって唐辛子なんです。
辛味を抜いて品種改良されたものですが、約1割に辛いししとうが混ざるといわれています。
辛味の原因は「ストレス」。
乾燥や肥料の加減、猛暑などでししとうにストレスがかかってしまった場合に、一部のものが辛くなってしまうようです。
とはいえ、この辛いししとうは見分けることができます。
種の量で見分ける方法
辛味の無いしし唐には種が多く入っており、辛いししとうは種が少ないと言われています。
実際、僕はこの方法を最も多く試しますが、今のところ見分けることに成功しています。
包丁でししとうを切って中身を確認するのが最も簡単な方法ですが、形を崩したくない場合は軽くししとうをつまんで、指の感覚で中の種の量を判断しましょう。
形や見た目が悪いものは注意!
前述したとおり、ししとうの辛さの原因はストレスです。
そのため、見た目からしてストレスがかかってそうなものは辛い可能性が高いと言えます。
例えば形がいびつであったり、ツヤがないなど、見た目が悪いものは注意が必要です。
また、辛いものは全体の1割であることから、他のししとうと比べてみてちょっと違う見た目のものは辛い可能性が高いです。
しかし、形や見た目の良いものでも辛いししとうである場合もあるので注意しましょう。
収穫時期にも注意
ししとうは夏野菜なんですが、暑さにもストレスを受けてしまいます。笑
そのため夏に収穫されたししとうには辛いものが混ざりやすいんです。
できる限り、辛い物を避けたいのであれば夏前に収穫されたものがおすすめですよ!
香りで見分ける方法
最後に香りで見分ける方法です。
辛いししとうは香りも強いので、他の物と比べて香りが強いものは注意したほうが良いでしょう。
しかし、生の状態ではなかなか嗅ぎ分けることは難しいので、調理後の加熱されたししとうの方が分かりやすいです。
辛いししとうの対処法と調理方法!
辛いししとうを見分けることができても捨ててしまうのはもったいないですよね。
辛いものは辛いなりに調理していきましょう。
辛味を抜く方法
辛くなってしまったししとうの辛味を完全に抜く方法は残念ながらありません。
しかし、辛味を多少マシにする方法はあるのでいくつか紹介いたします。
・軽く茹でる方法
ししとうをカットしたり、上からつまようじなどで穴を開け、さっと茹でる方法です。
沸騰したお湯に塩を少量溶かして、ししとうを軽く茹でましょう。
・種とヘタを取り除く
しし唐の辛味は種とヘタ部分に集中しているので、辛い場合は種とヘタを取り除いてみましょう。
辛味を緩和することができます。
・料理酒や焼酎につける
お酒や焼酎などにつけておくと多少辛味を抜くことができます。
辛さを活かすおすすめ調理方法!
辛味を抜く方法をいくつか紹介しましたが、正直本当に辛いししとうはどんな方法を駆使しても辛いものは辛いです。笑
辛いししとうは割り切って辛い料理として調理することがおすすめです。
・辛さが美味しい!ししとうの佃煮
僕が試した料理の中でもおすすめなのが「ししとうの佃煮」です。
クックパッドで見つけた調理方法なんですが、ししとうの辛さがご飯に合って箸が進みます!
材料もごま油・砂糖・みりん・醤油・昆布・水だけでできて、調理も非常に簡単ですぐにできてしまうので是非試してみてください!
リンク |
COOKPAD:辛いシシトウの佃煮 |
・お酒に合う!あごだしのクタクタ煮
もうひとつクックパッドでおすすめな料理が「あごだしつゆで辛いししとうのクタクタ煮」です。
辛いししとうは濃いめの味付けでどうにかするしかないとばかり思っていたんですが、さっぱりした味付けに辛さがマッチしてお酒にも合って非常に美味いです!
材料は厚揚げ・水・くばらあごだしつゆ・オイスターソースだけ。
こちらも調理が簡単なのでおすすめです!
リンク |
COOKPAD:あごだしつゆで辛いししとうのクタクタ煮 |
・ししとうの夏野菜カレー
夏野菜カレーとしてカレーの中に入れてしまうのも簡単でおすすめの調理方法です。
様々な野菜と一緒にししとうを入れることでカレーの辛さの調節にもなりますし、調理も普通にカレーを作って放り込むだけなので簡単ですよ!
まとめ
辛いししとうの見分け方と対処法、調理方法などを紹介しました。
ししとうは色んな料理に使用できて美味しいですが、辛いのが混ざってしまうことが悩みでした。
しかし、ある程度見分けることができるようになると、辛いものは辛味が活かせる料理にすることができるので便利です。
辛いししとうも辛さがアクセントになって美味しく食べることができるので是非試してみてください!