様々な料理のお供に最高の食材である大根おろし。
しかし、たま~にめちゃくちゃ辛い大根おろしができてしまって食べれないくらい辛かったりすることがあるんですよね。
買ってきた大根自体が辛かったのでしょうがないと諦めがちなんですが、実は大根おろしの辛味は和らげることが可能なんです!
今回はなぜ大根おろしは辛いのか?大根おろしの辛味を無くす方法などを紹介します!
大根おろしが辛いのはなぜ?
おろした大根おろしが辛いのは、おろす前の大根がもともと辛かったということもあるんですが、実は「おろす」という行為にも原因があるんです。
大根の辛み成分はアリルイソチオシアネートという成分によるものです。
このアリルイソチオシアネートは大根の細胞が破壊されることで多く発生します。
そうです。大根をおろすことによって細胞が破壊されてしまうんです。。
おろすことによって大根がさらに辛くなってしまっていたということです。
大根おろしの辛味を抑えるおろし方
大根おろしの辛味はおろすことによって発生するアリルイソチオシアネートという成分によるものというお話をしました。
実は普通におろすのではなく円を描くように大根をおろすことで細胞をできるだけ壊さないようにすることが可能です。
円を描くようにおろすときも力いっぱいおろすのではなく、やさしくおろしたほうが甘くなるように感じます。
そして、おろした後にすぐに食べるのではなく、時間を置くことでも辛味を抑えることができます。
大根をおろす部位ごとにも辛さの違いがある?
大根は個体によっても辛さに違いがありますし、基本的に夏大根は辛いとされています。
冬に食べる大根の方が夏よりもずっと甘いです。
そして、おろす部位によっても辛さに違いがあります。
大根の先っぽほど辛味が強く、葉に近い部位ほど甘いので、料理によって使い分けるのがおすすめです。
大根おろしは温めると甘くなる!
大根おろしの辛味成分であるアリルイソチオシアネートは熱に弱い成分です。
レンジでチンすることで辛味を無くすことが可能です。
だいたい500wで20~30秒ほど温めるのがおすすめです。
冷たい状態で食べたい場合は早めに温めて冷蔵庫で冷やしておきましょう。
一度温めると冷やしたからといって辛味が戻ることはありません。
辛味はなくなって純粋な大根の味だけが残る感じですが、完全に辛味がなくなるとそれはそれで味気ない気もしますね(^^;)
辛味の調整は非常に難しいので注意してくださいね。
まとめ
・大根おろしの辛さは細胞を破壊することで発生するアリルイソチオシアネートが原因。
・大根をおろすときは円を描くようにおろすことで辛味を和らげることが可能!
・大根おろしはすぐに食べるのではなく時間をおくことで辛味は弱まる。
・大根は夏よりも冬のほうが甘く、先っぽよりも葉っぱに近い部位の方が甘い。
・大根おろしは温めることで辛さを消すことができる!