台所のステンレスシンクは水垢がたまりやすく、油汚れもたまり、非常に汚れやすい部分のひとつです。
しかし、綺麗に掃除して磨き上げるとピッカピカになてめちゃくちゃ気持ちの良い部分でもあるんです。
重曹を使ったシンク掃除もひとつの方法なんですが、シンク汚れのひとつである水垢は重曹ではなかなか取ることができないんです。
今回は台所シンクをピカピカに仕上げることができるおすすめの方法を紹介します!
シンクは重曹でピカピカにできない?
重曹を使って台所シンクを掃除した場合でも、まだまだ弱い水垢であれば取り除くことができ、重曹の研磨作用によってある程度は磨き上げることも可能です。
しかし、強くこびりついた水垢では取り除くことができません。
水垢は水道水に含まれるミネラルやカルシウムが固まってできたものになります。
これらの水垢はアルカリ性の性質を持っており、重曹も同じアルカリ性なんです。
水垢を取り除くには反対の性質である酸性を用いることで中和することが重要なので、重曹ではなかなか取り除くことが難しいんです。
ちなみに肉や魚の油分などは酸性なので、それらの汚れを取り除くのには重曹が活躍しますのでコンロ周りなどには重曹がおすすめです。
水垢汚れに効くのはクエン酸
上で説明したようにアルカリ性であるシンクの水垢汚れを取り除くのには酸性のものを使用する必要があります。
そこでおすすめなのが「クエン酸」です。
使い方としては霧吹きやペットボトルなどに水を入れ、クエン酸をスプーン3杯~5杯くらいを投入。(水垢の強さによって濃度は調節してください)
シンクにキッチンペーパーやタオルを被せ、クエン酸水でたっぷり濡らしていきます。
そのまま数時間放置しますが、 乾燥するようであれば上からサランラップなど被せて蒸発防止を施してください。
数時間放置するとクエン酸の酸性によって、アルカリ性の水垢が中和され取り除きやすくなります。
最後にクエン酸を水で洗い流して完成。
クエン酸の他にも料理で使う「お酢」も酸性の液体なのでクエン酸の代わりにお酢を代用することでも水垢を落とすことが可能です。
シンクをピカピカに磨き上げる方法
クエン酸で台所シンクの水垢を洗い流しましたが、これでも強い水垢は残ってしまったりしますし、水垢が取れてもシンクの輝きはそこまで戻りません。
そこでシンクを磨き上げ、ピカピカに輝かせてみましょう!
使用するのはいらない布(目が細かいもの)とピカールです。
クエン酸を洗い流した後にタオルでシンクの水分を拭き取ってから使用します。
目の細かい布にピカールを少量付けて、シンクに円を描くように塗りこんでいきます。
さらに磨きあげていくと布に黒く汚れが付いてきて 、シンクが鏡のような輝きを取り戻します!
多少の水垢であればピカールだけでも研磨で落としてしまうのでおすすめですよ!
おすすめの水垢落とし洗剤
水垢の落とし方とシンクを磨き上げる方法を紹介してきましたが、水垢落としとしておすすめできる洗剤も紹介しておきます。
それがこの「リンレイ ウルトラハードクリーナー」 です。
クエン酸と比べるとかなり割高なのですが、水垢を落とす能力は私が知る限りは最強なんじゃないかと思います。
使い方としては柔らかい布やキッチンペーパーなどに本液を垂らして、くるくる円を描くようにこすり洗いします。
強い水垢には液を塗り広げて数分放置してからこすり洗い。
これでほとんどの水垢は綺麗に洗い流すことが可能です。
強力なものなので使用する時はゴム手袋などを着用しましょう。
お風呂の鏡などにも使えますし、おすすめなので是非使ってみてください。
まとめ
・台所ステンレスシンクの水垢には重曹はあまり有効ではない。
・シンクの水垢には酸性のクエン酸がおすすめ。
・シンクをピカピカにするには研磨剤ピカールを使用する。
・強力な水垢には市販の洗浄剤「リンレイ ウルトラハードクリーナー」 がおすすめ。
この記事が少しでもお役に立つことができれば幸いです!