125cc最速バイクは何だ?小型二輪の最高速度ランキングTOP5!

気軽に乗れて保険料も安く30km/hの時速制限もないため、人気の高まっている125cc小型二輪モデル。スピードを出す必要がないとしてもどうしても気になってしまことがどの車種が1番速いかということです。笑

今回は新・旧車種わかる範囲で最高速を計算しランキング形式でまとめてみました。

最高速度の求め方

今回の最高速度の求め方は実際に乗って計測することはさすがにできないので、スペックからの計算で求めることとします。

最高速度は理論上

最大馬力発生回転数(rpm)÷総減速比×リアタイヤ外周(mm)÷1000000×60=最高速度(km/h)

上記の式でで求めることができます。

計算ではノーマル車両のスペック、モデルチェンジに関しては、最も高いスペックをもったモデルで計算しています。

もちろん、車両の空気抵抗などによってもスピードは変わってしまいますが、そこまでの考慮はしていません。あくまでのスペック上での最高速となっています。

※現存する125ccバイク全てを計算できたわけではないので、参考として見ていただければ幸いです。

第5位 KDX125SR(カワサキ)

5位にはなんとカワサキのオフロードバイクであるKDXがランクインしました。

空気抵抗やブロックタイヤなどによる減速は考慮していないということもありますが、スペック上の計算では130.1km/hを記録しました。

KDX125SRは1991年にモトクロッサーのKX125を公道仕様にする形で発売されたエンデューロモデルです。 水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は22.0PS[16.2kW]/9500rpm、最大トルクは1.90kgm[18.6Nm]/8000rpmを発揮します。

第4位 NS125R(ホンダ)

第4位にランクインしたバイクが「NS125R」です。最高速は138.3km/hを記録しました。

NSはホンダが1980年代に発売を開始した水冷2ストロークエンジンを搭載したロードスポーツモデルのシリーズ名称で様々な排気量モデルがリリースされています。このNS125Rはヨーロッパのみで販売されていたモデルで日本国内向け仕様は1987年に500台限定で販売されました。

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は22.0PS[16.2kW]/10000rpm、最大トルクは1.69kgm[16.6Nm]/8500rpmを発揮します。

第3位 NSR125F(ホンダ)

第3位にランクインしたのがホンダのレーサーレプリカであるNSRシリーズからNSR125Fです。最高速は139.2km/hを記録しました。

NSRの名称は「New Sprinter Racing」の頭文字ということもあり、名前からも速そうな雰囲気が出ています。笑 NSR125Fは第4位にランクインしたNS125Rの後継機であり、日本国内では1989年に発売されました。

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は22.0PS[16.2kW]/9000rpm、最大トルクは1.80kgm[17.7Nm]/8500rpmを発揮します。

第2位 ウルフ125(スズキ)

第2位にはスズキのウルフ125がランクイン。最高速は143.5km/hを記録し、ついに140km/hを超えてきました。

「狼」のような力強さとスピードをイメージして名付けられたウルフは水冷2ストロークエンジンを搭載したネイキッドスポーツモデルであり、第1世代から第3世代までのモデル展開と50cc、90cc、125cc、200cc、250ccと各排気量別にラインナップされています。

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は22.0PS[16.2kW]/10000rpm、最大トルクは1.70kgm[16.7Nm]/9000rpmを発揮します。

第1位 RG125ガンマ(スズキ)

第1位はスズキのレーサーレプリカモデルであるRG125ガンマとなりました。最高速は143.5km/hを記録しています。

1985年に発売され、最初のモデルはネイキッドにハーフカウルをつけたような形であったのに対し、モデル後期には写真のようなレーサーレプリカタイプの形に変化し、最高出力の変化はないものの、エンジンもショートストローク化されています。

水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力は22.0PS[16.2kW]/10000rpm、最大トルクは1.70kgm[16.7Nm]/9000rpmを発揮します。

4ストローク 第1位 CBR125R(ホンダ)

やはり、ランキング上位は2ストロークバイクが独占してしまいましたので、4ストロークエンジンを搭載したバイクでの1位を紹介しておこうと思います。

それが、ホンダのCBR125Rです。ヨーロッパで販売されたモデルで国内では基本的には並行輸入車となります。最高速は127.6km/hを記録。比較的新しいモデルで2004年から2015年まで販売されました。

水冷4ストロークOHC単気筒エンジンを搭載し、最高出力は13PS/10,000rpm、最大トルクは1.0kgf・m/8,000rpmを発揮します。

まとめ

やはりランキング上位は昔の2ストロークバイク勢がすべてを占める結果となってしまいました。4ストロークモデルとしても並行輸入車であり、現在の日本の排ガス規制ではこれらを超える125ccバイクは今後出てくること難しそうです。

2ストロークは小排気量のバイクであってもパワーバンドに入った時の加速力はすさまじく、乗っていておもしろいバイクなのでおすすめです!

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