すき家のバイトは大変?口コミ情報や評判を知りたい方にバイトリーダー経験者がお答えします!

【この記事を読んでほしい方】

1.すき家でバイトがしてみたい方

2.バイトを探している方

3.バイトを始めることに不安を感じている方

自分は2011年~2013年までの約2年間オープンクルーとして「すき家」でバイトして、最後の1年間はバイトリーダーとして働いていました。

すき家以外にも10種類以上のバイトをしてきているので、他のバイトとの比較もできるので、これからバイトをしたい人やバイトに不安がある人の参考となれば幸いです。

※数年前のことで今では色々と変更点があると思いますので、参考程度に見ていただければと思います。

すき家バイトの内容

1.牛丼などの料理を作る

2.オーダーを取る、料理を持っていく

3.各料理やトッピングなどの仕込み

4.店内や駐車場などの清掃

すき家での仕事を簡単にまとめると上記のような感じです。

◆牛丼など料理をつくる

すき家はメニューが結構多いですが、基本的には牛丼にトッピングをかけるだけのものですし、カレーも盛るだけ、他のメニューも温めるだけと、非常に簡単な内容になっています。

その代わりに提供時間には結構うるさく、注文を受けてすぐに提供する。ということが重要でした。ピーク時には多くのお客さんが入ってきますし、回転が速いので仕込んでいたトッピングを使い切ってしまったり、お米も随時炊きながら、牛丼も新しいものを煮込みながらと、同時作業が増えてくるので非常に忙しいです。

逆にピーク時以外ではそこまで忙しくもなく、店内の清掃や仕込みを行いながら、余裕をもって対応することができます。

◆オーダーを取る、料理を持っていく

お客さんが何人入ってくるかなどを確認して、水を持って行ったり、注文を取っていきます。注文をハンディと呼ばれる手持ちの機械に打ち込んでいくのですが、最初の内は注文されたものがどこにあるのか探すことになるので、大変だと思います。ある程度なれれば早い注文でも対応できるようになるので、とりあえずは打ち込む商品の場所を覚えることですね。

座席には「A-1」というように番号とアルファベットが振ってあり、店員を呼ぶボタンが押されるとどこの席で呼ばれているか分かるようになっています。席の番号を覚えることで、商品を提供したり、注文を取りにいくことになります。

◆各料理やトッピングなどの仕込み

基本的に調理済みのものが多いので、仕込みは小分けにしていく作業などがほとんどです。

他のレストランなどのように複雑な調理や仕込みが必要ないので、難しいことはなく、誰でもすぐにできるようになると思います。

◆店内の清掃

ピークの時間が過ぎ去ると、店内の清掃や調理器具の清掃などを行います。

食器洗浄は多少手洗いもありますが、基本的には機械で行うので、手が荒れなどの心配はあまり気にしなくても大丈夫だと思います。

清掃に関しては深夜帯のウエイトが重く、お客さんの少ない深夜の時間にグレイチングやゴミ置き場などの臭いがでる清掃を行わなければなりません。深夜は給料が高いので、自分はよくシフトに入っていましたが、そこだけが唯一嫌なところでしたね。笑

調理側とオーダー側で分かれることが多いですが、基本的にはどの仕事もできるように覚えていくことになると思います。

自分はオープンクルーということもあり、オープン前から数日間研修がありました。注文の取り方から言葉遣い、各商品の作り方、食器の洗い方や、器具の洗浄方法などなど、非常に細かく教えられましたね。その後に入ってきたバイトの子はそれらの研修はなかったようなので、普通は実際に働きながら徐々に仕事を覚える感じになると思います。

どの時間帯にやるかは忘れてしまいましたが、合間に食材の在庫を打ち込んでいく作業などもありました。

各時間帯における違い

勤務する時間帯をおおまかに分けると朝帯、昼帯、夜帯、深夜帯というような感じで、それぞれちょっとだけ仕事の感じが異なります。

ある程度時間帯によって入れる人が決まってくるので、朝帯昼帯はパートのおばちゃん達、夜帯は高校生や大学生、深夜帯は大学生やフリーターといった感じでした。

◆朝帯

パートのおばちゃんが多いのがこの時間帯ですね。

仕込みは深夜の内にほとんどが終わっているので、朝食を取りにやってくるお客さんの対応がメインとなります。そこまで忙しいこともないのですが、朝食は付け合わせが多いので多少覚えるのが面倒くさいかもしれません。

昼のピークを迎える前に仕込みの数は足りているのか確認したり、足りていない分を仕込んだりします。

◆昼帯

自分の店舗は基本的に朝から入っている人がそのまま昼のピークが終わるまで入っている方が多かったです。

昼はお客さんも多くなるので少し騒がしくなります。仕事内容を分担してさばいていく感じですね。ピークを過ぎると夜まで客数はまばらになるので、バイトも少なくなり、2、3人で清掃や夜に向けての仕込みを行います。

◆夜帯

すき家のバイトで最も忙しいのがこの時間帯ですね。学生のバイトであればこの時間に入ることになると思いますが、ドライブスルーも多いですし、ピーク時間も長く、19時くらいから22時頃までは忙しい時間が続きます。

元気な学生が多いので、慣れている人が多ければかなり楽ですが、指示できる人などがいないと結構大変です。

◆深夜帯

夜帯のピークが忙しければ忙しいほど、仕込みや洗い物などの仕事がそのまま回ってくるので、深夜帯の最初の時間はピークの後処理という感じでした。その後は店内の清掃などをおこないます。

深夜帯は客数は少ないのですが、たまに団体でお客さんが来る時があり、自分がバイトをしていた頃はワンオペ(1人勤務)だったので、1人で注文や調理を行わなければならないので大変なことも多かったです。

泥酔した人やガラの悪いお客さんも多いので、絡まれることもたまにあります。笑

ワンオペ時代は強盗なども多くなったので、今では深夜帯でも2人いるようなので、かなり楽だと思います。

バイトの雰囲気

すき家の店舗によっても変わってくるのですが、自分がバイトしていた店舗は店長がおらず、正社員もいなかったので、すべての時間帯をバイトだけで回していました。

そのため、非常に気楽で年が近い人も多かったので、かなり楽しかったことを覚えています。現在でも当時のバイト仲間と一緒に飲みに行ったりするので、メンバーに恵まれれば楽しくバイト生活を送ることができるでしょう。

正社員はいなかったのですが、たま~にマネージャーが見に来たり、シフトに入ってくるときもあったので、その時は少し気まずい感じの雰囲気でしたね。

また、店内には厨房も含めてカメラが多く付けられており、本部から定期的に様子をうかがっているようです。カメラを見ていて何か不備があればお店に本部から指導や注意の電話がかかってくることもあります。

まかない飯などは?

当時のまかないは数時間働くと牛丼並盛が1杯賄いとして食べることができました。賄いで食べることができるのは牛丼のみでトッピングなどは有料だったと思います。

居酒屋などのように賄いだけのメニューや自分たちでオリジナルメニューを作ったりということは”原則”することはできないので過度な期待は注意です。笑

また、毎月の給料明細に80円引きのクーポン券が数枚付いてきました。

最後に。

すき家でのバイトは自分が今まで働いてきたバイト(数10種類)の中でも、非常に楽しく、思い出に残っています。

大学生や高校生であれば、年の近い人が多くいると思うのでおすすめです。

ただし、ピーク時間に至っては店舗によっても忙しさは異なりますが、いろんなバイトの中でも忙しく大変な部類です。

忙しい時間だと声を張って指示したり、指示されたり、てきぱきと動かないといけない場面も多いので、おとなしい性格の方には大変な部分もあるかもしれません。

ある程度活発な人の方が合うバイトだと思います。

アルバイトの経験は必ず社会でも生かすことができるので、ぜひ働いてみてください!!

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